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古本LOGOSの 月1,2回古書店。

塩浜&御塩蔵調査。

ひょんなことからあるプロジェクト(?)の調査員となってしまった。
珠洲の一箱古本市を通して知り合ったS勝寺のN先生からの
お誘いで。
「揚浜式製塩普及啓発プロジェクト調査研究会」だそうである。

今では伝説のようになっている、外浦の角花家によって
伝承されている揚浜式製塩であるが、
実は半島の内浦側でもかつては普通に塩田があって、
製塩作業が行われていたという。

そんな話は、昨年末他界した義父から、
時折聞いていたのだった。
鹿野の浜はずっと塩浜だったと。

話を伺った人数はまた10人にもならないが、
意外に当たりがよく、ピンポイントで重要な方から
特徴的な話がけっこう集まってきた。
上戸でも、正院でも、塩作りを見た、もしくは実際に関わった人や
重要な資料を個人で所有している方などに巡り会えている。

これらの聞き取りがどのように使われるのかはよくわからないが、
今の姿だけが土地の記憶の全てではなく、
様々な歴史と伝承を秘めていることを
せめて忘れずにいたいものである。
Commented by あっこ at 2012-03-20 05:47 x
宮本常一の「塩の道」の中に宮本先生が歩いて調べられた能登の塩作りの様子が書かれていて感動しました
Commented by 恋路の季節 at 2012-03-22 17:36 x
こんにちは。恋路の浜でも昔は塩を作っていたようです。だんだん 話す人も減っていますが
Commented by iwashido at 2012-03-28 01:53
あっこさん、コメントありがとうございます。
宮本常一さんの「塩の道」ぜひ探して読んでみたいです。

恋路の季節さん、こんにちは。
そうなんですよね、こっち(内浦側)でも普通に塩作ってた
のですよね。亡くなった義父がよく語ってくれました。
恋路地区の話も聞きたかったです。
またご縁があればその時はよろしくお願いします♪
P.S. 次回の古本市は4月22日だそうです。
by iwashido | 2012-03-10 16:40 | 朔のつぶやき | Comments(3)

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