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LOGOSさんの月に1,2回古書店

100年後/100年前

朝日新聞で「心/先生の遺書」の連載が始まった。
今、私たちが「こころ」夏目漱石、としてよく知っているはずの作品である。
なぜいま? という問いには、ちょうど100年前の4月20日に、
そのころの朝日新聞で連載が始まったからである。
朝日新聞は、その当時の組み方をほぼ再現する形で、
投書欄ページの下のほうに、「心」の連載を掲載している。

4月のはじめに、そのことを新聞の告知で知った私は、急に夏目漱石全集で
「こころ」を読みたいと思った。幸いにして、勤務する図書館には
夏目漱石全集/岩波書店版がそろっていた。
新聞連載の再掲では、さすがに旧字旧かなというわけにはいかないようだが、
全集ではルビも含めて旧仮名表記である。
これはなかなかよい。

とはいえ、それは何度も読んでよく知っている作品だからだろう。
きっと内容を知らない他の作家やほかの作品ではこうはいかない。
私は古いタイプの人間なので、本をデータとして読むことに慣れない。
ネットでは情報は読めても、「本」もしくは「文学」として読めないような気がしている。
新潮文庫で読むのとはまた違った腑に落ちかたがある・・・ような気がしているのは
気のせいなのかな?
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by iwashido | 2014-04-24 23:31 | 読書日記 | Comments(0)

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