図書館に関する本が。

図書館に関する本が今いろいろ手元に集まりつつある。

きっかけは『知の広場』という本を読んだことからだ。
イタリアの図書館事情を始めとする、世界的な視野での「図書館の今・知の今」をレポートした
本書は必読と思い、書評などから県立図書館で借りた。購入してもいいくらい。

目下、学校図書館とはいえ図書館で働いている立場として、日本の図書館の最低限の動きは
押さえておきたく、近くで立ち読みもままならない「図書館雑誌」を購読したいがために
日本図書館協会に入会した。これは個人でだれでも入会できます。しかも非正規雇用者は
自己申告で年会費を安く申請することも可能。それを利用して図書館雑誌を読むことに。
(別に情報をうのみにするつもりはなく、あくまで相対的に利用してるつもり。)
そしたら、公益社団法人化の入会キャンペーン中で、JLA発行の書籍が1冊選べると。
なんか情報リテラシー系の本を選んでしまった。

それから、立教大学の司書課程の准教授をされている中村百合子先生のブログから
面白そうな報告書や個人出版物のお知らせを過去ログから見つけて、
勇気をもってメールで連絡してみましたら、さっそくその本が送られてきた。
1冊は『情報を判断する力』という、立教大学社会の教育講座司書課程主催の
連続公開講座の記録集で、2011年の3.11後に「情報リテラシー」がいかに発揮されたか、
もしくはされなかったかについての反省に基づいた、知のあり方・図書館の存在意義などを
ある意味深く遠い視座を以って考察するための助けになるような講演論文集だと思った。
われわれ学校図書館関係者がいう情報リテラシーを、もっと広い視座で捉えなおすことができそう。

もう1冊は、その中村先生のお仲間である足立正治先生の退職記念に作成された
「Here Comes Everybody~足立正治の個人史を通して考える教育的人間関係と
学校図書館の可能性」という本。
足立先生のことはこの本とブログで少し拝見しただけだが、竹内敏晴氏の「からだとことば」
に関する活動は私も少し関わったことがあり、『ことばが墾かれるとき』は私にとっても
重要な意味を持つ本だった。カールロジャースのエンカウンターにもお世話になったこともある。
そういうことが、学校図書館に結び付けられるということは、
私のような経歴をもつものでも、学校図書館にかかわる意味はあるんだ、
と再認識することができ、今、自分の勤務する学校図書館をどういう場にしたいかといえば、
やっぱり私も「ひろば」のような場所を学校内に作りたいと願っているので、
大変示唆に富んだ面白い内容の本である。
(関連ブログ・サイトについては後で書き直してリンクします。ブログ技術未熟者なので。)
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Commented by mitleben at 2014-07-30 09:09 x
足立正治さんのブログでは「場」をとりあげていますね。私も興味を持って読んでいます。久野和子さんの「第三の場としての学校図書館」で紹介しておられる大阪府立生野高等学校図書館で卒業生と生徒が出会って「藤原システム」という学校図書館システムをつくりあげていく話は面白いと思い、それから「場」を考え始めています
Commented by iwashido at 2014-07-30 15:57
きょうこさん、初コメントありがとうございます。
ごめんなさい、メアドが載っていることを確認しないまま公開にしてしまいました。早急にご連絡の上、一部削除か変更させていただくかもです。 また、mitlebenさん、いつも情報ありがとうございます。中村先生のブログは情報の宝庫ですね。そこにつないでくださって感謝です。本の感想などはまた改めて再投稿するつもりです。こちらも夏休み期間ですが、図書室はほぼ通常通り。わずかずつですが、昨年よりは貸出が増えているのがうれしいです(今までが低すぎなので・・)。
by iwashido | 2014-07-26 17:29 | 読書日記 | Comments(2)

「新月いわし洞」から「古本LOGOS」への変遷と変転。


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