カテゴリ:映画とかビデオとか。( 14 )

つまづいても、少女は。

中古DVDで「17歳のカルテ」を見る。
英語のタイトルを自分流に訳すと、表題のように思えた。
なんか、あまりにも瑞々しくて痛々しい、青春という季節。
17歳か18歳でそれを経験できる子とは、ある意味幸運なのかも。
(今の人たちは、そういう中断・つまづき体験年齢が上がっているように感じるので。)

何年か前に、これを映画の再放映(テレビでの)で見て、きっとどこかのブログに
似たような感想を書いたかもしれない。


でも今また再び。
いつまでたっても大人になりきれない自分がいて。
今更17や18の小娘じゃあるまいし?
でも、やっぱり心の芯は小娘のままなのかも。

小学生の頃、思い通りにならないとよくカンシャクをおこしていた。
腹立たしくて、くやしくて、なんで? なんで? と疑問をぶつけてた。
そういう性質はきっと今も引きずっている。

自分の能力を正確に見つめて、臆することなく進んで行くしかない。
たとえそれが、誰も行ったことのない道だとしても。
引き続いて「3月のライオン」(マンガ)を読むと、これもまた青春なのだった。
(続く・・かな?)


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by iwashido | 2017-05-15 19:05 | 映画とかビデオとか。 | Comments(0)

考え続けること。

ちょっと前の話ですが、
金沢まで映画を見に行ってきました。
市内に映画館がない本市住民にとっては当たり前のこと。
違ったのは、今回はバスで行ったことかな?

ちょうど年末だか年始に買ってしまった、特急バスの回数券があって、
駐車場の心配やら、ガソリン代やら考えたら
バスで行ったほうが安いかも? という計算が働いた。

街中の映画館、シネモンドで上映中の「ハンナ・アーレント」。
そのうちDVDかテレビで・・とも思ったが、
せっかくの機会、生で見たほうが価値あり、と判断。
朝7時のバスに飛び乗る。
一応ドイツ哲学、それもハイデガーをかじった身には、必見の映画でしょ?

その日はなぜか暖かい日で、館内軽く冷房かかったくらいにして、
満席に近かった。でも一番前で見たので、他人は気にならず。
考える、というのはある意味孤独なこと。
それでも考え続けなければ。
理解されようと、理解されまいと。

物事を正しく見つめる目を養う必要性を痛感。
悪の凡庸さは、現代にも蔓延しているような。

その後立ち寄ったデパートで、これまた偶然のような
必然のような、ある恩師との遭遇があり、まったく人生はわからない。
(*ダンナに言わせれば、偶然というのはそのためにある言葉なのだ、と。)
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by iwashido | 2014-02-16 16:48 | 映画とかビデオとか。 | Comments(0)

「わかちあい劇場」 ご報告

もう二週間近く前の話になりますが・・・
飯田わくわく広場にて、11月25日(日)にミニシアターの試み
「わかちあい劇場」がありました。
10時~、1時半~、5時~の3回にわたり
上映された作品は、「カンタ・ティモール」。
東チモール独立の背景や実情を、東ティモールの市民の
目線で語った・唄った・撮影した作品です。

はっきり言って、東ティモールってどこ? って感じでしたが、
アフリカではなく、アジアの島、インドネシアのティモール島の東半分。
世界史の中では、インドネシア側の視点から著述されることも多く、
政情不安定だから、われわれ(インドネシア)が介入して安定化に努める、
なんていわれたりするようですが、
東ティモールの側からすれば、それこそが余計なお世話!?
かなりの犠牲を払って勝ち取った独立の真相、
そして住民の想いなどが、ギターの音色とともに語られていきます。

企画したのは、Nさんとその仲間たち、
今年になってから小泊の自然学校を会場に、月一回の「わかちあい劇場」
を継続してきた、その発展形で、今回は公共の広場を借りての開催でした。

小さなつながりで、想いを語り合うためには、小さな場で始まることが
必要な時期もあり、でもそれを時期をみて、公共の場へ連れ出すことは
とても意味があると思う。
結局来る人はかわらないかもしれない、でも開かれてあるということは
とても貴重なことであると思うし、それこそが民主主義?への一歩なのかも。

自分の意志で、この映画を見たい、見ようといって集まったのは
3回の上映で約50人ほどと、主催者の談。
何よりもこの上映会がうまくいったことに感謝したい、と感じました。

私は二三味珈琲さんが、東ティモールの珈琲を会場で飲んでもらうために
出店していたそのお手伝いを(自主的に)ちょっとだけしました。
美味しい珈琲の入れ方なんぞを、こっそり学んだりしつつ。
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by iwashido | 2012-12-06 09:13 | 映画とかビデオとか。 | Comments(0)

映画館がない町の

6月4日、月食は残念でした。
6月6日、今日の金星の太陽面通過は、雲が多くて、
      でも太陽は出てきたけど、金星が小さすぎてよくわからん~
       (もちろん日食グラス使用です。直視はできんよ!?)

わが町には映画館はない。
けど、ラポルトすずという文化ホールが、年に1回くらい、
映画の上映をしてくれる。封切ではないが、それなりに話題作?

この前の日曜日の上映は
「一枚のハガキ」By新藤兼人監督作品。
一ヶ月ほど前からあちこちでポスターが貼られていた。
決してそれを意図していたとは思えないですが
奇しくも、新藤監督の訃報が報じられ、上映の日は告別式の日でもあった。

ラポルトの大ホールは、満席ではないけれども、そんながらがらでもなくて、
大きなスクリーンで映画を見るのは楽しい。
来ていた人の年齢層は正直高めで、さすがに中高生の姿は少なかった。
わたしたちの世代は辛うじて映画館で映画を見る、というのが
レジャーの1つであったけれども、
そしてそれは今でもそうだろうけれど、
若者はもしかしたら映画館で見るより、自宅でDVD/ビデオ鑑賞が
当たり前の世代なんだろうなぁ。

それでも、今、珠洲のIターン世代の若者たちが、
里山里海自然学校の場所を借りて
「ビデオを見る会」を始めた、という話も聞いて、
集ってみることの楽しさをやっぱり伝えることには意味があると
思うのであった。
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by iwashido | 2012-06-06 13:17 | 映画とかビデオとか。 | Comments(0)

2355的世界。

2355と0655。

これだけで何を言おうとしてるかわかる人は、
けっこうはまっている。

NHK教育(今で言うEテレ)で、
夜の11時55分と、朝の6時55分からやっている、
五分間だけの、ピタゴラスイッチ的番組。
制作に関わっているのは、いわずと知れた佐藤研究室。

うちは台所にテレビがないので、朝は残念ながら見てる暇がない。
なので、夜眠る前の2355が、けっこう好きかも。
♪わたし、猫~ わたし、猫~ これ、わたしんち・・・

やっぱ犬より猫が好きです。
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by iwashido | 2011-10-12 15:53 | 映画とかビデオとか。 | Comments(0)

少女の、中断。

「17歳のカルテ」をBS2でやっていた。
ずっと見たかった映画の一つ。

17歳のころ。高校卒業のころ。
卒業しても進路の決まらない、大学への進学も就職もできない
中途半端な自分だったなぁ。
いちおう進学したけど、なりたい何かが明確だったわけではない。

映画の主人公は、境界性人格障害と診断され、
町はずれの精神病院の女性病棟で、
集団生活と治療の日々を送る。

個性的なリサには、アンジェリーナ・ジョリー、
主人公のスザンナにはヴィノナ・ライダー。
映画賞的にはアンジェリーナが独占したらしいけど、
やっぱ主人公でしょ。
感受性の強い、自信のない、迷える17歳の少女がそこにいた。

中断された少女よ、
さあ、次の一歩を踏み出そう。
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by iwashido | 2011-03-21 05:18 | 映画とかビデオとか。 | Comments(0)

Good Good

お盆になってやっと少し夏らしくなった。
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ある映画(録画)を見たら、また猫が飼いたくなった。
「グーグーだって猫である」。
大島弓子原作の、同名エッセイ漫画をベースにした、
人気漫画家 小島麻子の等身大シネマ。

むかし暮らした中央線沿線、吉祥寺にもよく行った。
井の頭公園にハーモニカ横丁。
なんだか懐かしい。


忘れていた気持ち、一途な思い、夢を見ること。
気持ちを自由に遊ばせて、気ままに暮らしていた頃。

死が自分の近くに迫ったとき、私が会いたいヒトは誰だろう。
麻子(弓子)先生にとってのサバ、私にとっては Who?
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by iwashido | 2009-08-16 11:39 | 映画とかビデオとか。 | Comments(0)

西の魔女から東の魔女へ。

昨日帰ってきて、新聞を見ていたらはたと気づいた。
「西の魔女が死んだ」今やってるじゃん! すぐ録画だ!
思ったときには既に始まっていた。とりあえず半端でもかまわん。
このまえの「DIVE!」もそうだった。

夕食後、見た。なんて原作に忠実な。
シャーリー・マックレーンの娘、サラ・パーカーの流暢な日本語。

朝になって、本を取り出してみる。新潮文庫。付箋がついてる。
児童文学を読む読書会でのテキストの1冊だった。
ずいぶん前。
おもいっきりオレンジのマーカーも随所にひいてある。

ずっと昔、私も「まい」だった。
扱いにくい子。
水の中で暮らせないサボテン。
ハワイで暮らせないシロクマ。
そして飛べないクジラ。

ちょっと前、私の生活も魔女修行だ、と思って、
できるだけありのままを受け入れようとした。日々の暮らし=修行。
そう思えたら楽になるかと思ったけれど、そうでもなくて。
なかなか魔女の境地には達せられない。

よく考えたら、私は「西の魔女」になれそうな人を一人、知っている。
異文化からやってきて、日本人のだんなさんと結婚をして。
だんなさんを亡くした後も、一人で日本に残って。
子どもを育てて、自分で何でもやろうとして。

彼女に孫が生まれたら、きっと彼女は「西の魔女」になるだろう。
いや、今でもすでにそうか。
その頃までには私も「東の魔女」になれるだろうか。
いや、きっと無理だな。
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by iwashido | 2009-06-04 09:24 | 映画とかビデオとか。 | Comments(1)

潜水服がみた蝶の夢。

夕ご飯食べたら眠くなる。子どもみたいだけど。
うたたね状態で風呂に入ると、そのまま寝てしまって、寒い思いをしたこともしばしば。
(さすがに最近はないけど・・。)

こたつがあるときはよかったけど?
今はさすがにこたつ布団は撤去され、家具調コタツがテーブル代わり。
本寝(布団で寝ること)に入る前にこたつ周辺でうたたねし、
がばっと覚醒して深夜映画を見る、なんてこともしばしばある、ルーズな日常。
昨日もそうだった。
新型インフルエンザのニュースをザッピングし、気がつけば深夜12時。
おおそういえば今日はWOWWOWで◎をつけていた映画があったのでは。
「潜水服は蝶の夢を見る」2007年仏・米、ジュリアン・シュナーベル監督作品。

突然の病で倒れ、全身不随となったELLEの編集長。
皮肉屋でかっこよくてダンディな男が、自分の力では何もできない状態に。
片方の目は角膜の炎症を悪化させないようにまぶたを縫い付けられ(!)、
彼の左目から見える風景がメインのカメラアングル。

思い通りにならない身の回りの日常(車椅子に入浴介助)と、
彼自身の過去の回想と、羽ばたく想像が美しい映像ではさまれ
詩的なシーンもしばしば。
でもなんといっても感動的なのは、左目のまばたきだけで、
彼の意思を伝える方法をあみだした、言語療法士と彼の交流だろう。

フランス語で使用頻度の高い順に並び替えたアルファベットを
Eから順に26字(?)読み上げていき、彼の伝えたい単語のアルファベットの時、
彼が瞬きで合図。そしてそうやって根気強く単語をつづり、
意思を伝えられるようになる。
ついには病気になる前に結んでいた出版契約に基づき、
彼は自身の体験を一冊の本に綴り上げたのだ。
気の遠くなるような作業。
それを苦労とも思わす、書き取った、彼の周囲の献身的な女性たち。
これは実話に基づいているという。
そして彼は、本が出版された十日後に、永遠の眠りについたという。

同じ立場になったら、自分はここまでできるだろうか。
たとえば近しい身内がこうなったとき、ここまで献身的に言葉を聴こうと思うだろうか。
いや、他人に対する前に、自分自身の思いを50音のひとつひとつに還元し
ここまで丁寧に想いを伝えようとしたことはあっただろうか。
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by iwashido | 2009-05-19 08:57 | 映画とかビデオとか。 | Comments(0)

崖の上で

夏休み最後一日は日曜日。
何もしなかった(おでかけとか、海水浴さえ!)夏を慰めるために
家族で金沢におでかけ。
目的は映画鑑賞、『崖の上のポニョ』。

自分ひとりでいくなら他のセレクトをしたいけど、
ここは家族サービス(中学生と小学生でもやっぱり・・・)。
いやいや、そんなに宮崎アニメにはまってるわけじゃないよ、
「千とちひろ」はビデオになってからだし、「ハウル」はまだ見てないし。
でもでも、「ポニョ」は封切り時に見たいなぁ、って思ったんだ。

舞台になる海に面した町の風景が、あらゆる半島をほうふつとさせるようで、
ことに大きな船の出入りする光景はこれは小木か宇出津か、と思うくらい。
日本は本来島国で、海の国で、ああ海の時代になればいい、と
私も思った。デボン紀に戻ったっていい。

海はいつも不思議を運んでくる。
こんなに近くに海があるのに、そういえば最近ちゃんと行ってないなぁ。

まだしばらく「崖の上」で暮らしていくであろう私と子どもに、
生きる希望を少しだけ与えてくれた映画鑑賞になりました。

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by iwashido | 2008-09-02 12:57 | 映画とかビデオとか。

「新月いわし洞」から「古本LOGOS」への変遷と変転。


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