カテゴリ:いわし洞文庫( 34 )

日曜日はいつも、になるように。

7月3日(日)。第一日曜日なので、LOGOSに来ています。

最近、自宅のインターネット環境設定変更したらつながらない状態で、
勤務先もしくは週末このカフェからでないと情報発信ができません。
そんなんでHP(OPENING SITE)も変更できてないし、FBもしかり。
(FBはもう、基本連絡専用というか、あまり積極活用しないつもり。。)

1階のない2階には住みたくないな、というのが今の心境。

そんなんで、告知も行きわたっていませんが、「古本LOGOS」営業中です。
古本屋です。(現在はカフェではありません。)
はやく「毎週日曜日はやってます」と言える状態になりたい(したい)。

来週、21美シアター21での「太宰演劇祭(?)」のにぎやかし古本出店仲間に入れてもらったので
7月8日(金)~10日(日)、金沢21世紀美術館周辺をうろうろされる方は
地下のシアター前にどうぞ! あうん堂、オヨヨ書林、NYANCAFE-BOOKSの古本も並びます。

きままに本の整理をしていれば、時間なんてすぐ経ってしまうのよね・・・

いろんな意味で、いい子になるのを止めました。やりたいことだけします。
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by iwashido | 2016-07-03 11:39 | いわし洞文庫 | Comments(0)

草に座れば

八木重吉の詩集にたしか、
「わたしの まちがいだった
 わたしの まちがいだった
 草にすわれば それがわかる」みたいな詩があったはず(ちがっていたらごめんなさい)。

私は今日、己の大いなる過ちに気が付いた。

それは高校生が主体的に(地域交流的な授業の一環で)取り組んだ
公共図書館での活動として行った、「読み聞かせ」の場面。
男子二人が、読み聞かせ担当になったと、私のところにきたので、
最低限のルール(本の持ち方、題や作者も読むこと、終わったら表紙もみせる、等)を教えて
絵本の読みあいをして、思っていたよりセンス良いことを実感して当日を迎えた。

遅れて行った会場になっているミニ児童室の畳の上には
2歳前後の幼児数人と、お母さんと、高校生がいた。
テーブルの上には私が選書しておすすめ、とした絵本が表紙を見せて並べてあった。
「どう?」と聞くと「もう何回も読んでもらってる子がいる。気に入ったみたい」とのこと。
その時はちょうど『おおきなかぶ』を読んでいたが、なんだかいい感じである。

それは別に「おはなし会」と名うった、それだけの行事じゃなくて、「高校生と遊ぼう」みたいな、
手作りボーリングや、輪投げや、工作(紙飛行機づくり)や、読み聞かせをそれぞれ体験して
シールを集めて、4つのシールで景品がもらえるという、地域ふれあい事業みたいなものだった。

担当だった二人の男子以外にも、子どもらに(ごく自然に、弟に読むように)絵本をよんであげている子も
いて、彼らはきちんと、2歳か3歳の幼児の名前をよび(名札を作ってポイントカードにしていた)、
○○ちゃんはこの本読みたいってさ、とか、×○ちゃん2階に行く? とか、コミュニケーションをしていた。

すべてがものすごく自然だった。無理に並ばせて座らせて「読み聞かせ」タイムですよ、というような
押しつけがましさもなく、何の本と何の本を何分以内に読まなければ、という強制力もなく、
本来、本というのはこういうふうにして体験していくのかも、と思わせる自然さが満ち満ちていた。

本と言えば「何冊」とか「書誌データ」とか、今日は何冊かりられて、何冊帰ってきたみたいな数字ではなく
本と人が自然にリンクしていた。

私はこうやって自分の大いなる過ちに気が付いたのだった。

私のまちがいだった・・・・。

自分のやってきた、無理をした「読み聞かせ」も、いつまでたっても人の名前をを憶えない貸出態度では
利用者が満足するはずないのだった。
本当に愚かな自分である。
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by iwashido | 2016-02-20 22:06 | いわし洞文庫 | Comments(0)

びっくり。

横浜市教育委員会の、会議の議事録(2015年3月開催)を偶然見つけて、
何気なくPDFを開いたら、びっくりした。

「読書活動における先進的取組事例ヒアリング先」として、以下の2つの文庫が
取り上げられていたのである。

1、いか文庫
2、MAME BOOKS

(議事録は以下のリンクより>

「いか文庫」は、お店も本も持たない「エア本屋」。
「MAME BOOKS」は、散歩する移動式古書店、とある。

このような活動を「アウトリーチ」的読書活動ととらえることができる
横浜市教育委員会は、大変柔軟な考えを受け入れる余地があるのだなあ、とびっくり。

本の可能性、本屋の可能性をあきらめてはけない。
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by iwashido | 2015-09-17 13:48 | いわし洞文庫 | Comments(0)

公共とプライベートのはざまで。

珠洲市の図書館が新しくなるらしい。
平成30年度(西暦で言うと2018年)をめどに開館を目指す方向で
現在検討委員会が答申を出すところまでいっている(はず)。

図書館が話題になるのは読書好きには嬉しい話のはずで、
私とて嬉しくないわけではない。でもなんというか複雑な思いもある。
この地域の特性というか地域性に根差した、本当に必要な図書館はなんなのか、
その辺の議論はまだまだ足りないと思う。深い考察と洞察力のある見通しもかけている。
うまく言えないけど、公共がやらなければならない部分と、
民間のほうがうまくいく試みのすみわけとか。本当にお金をかけなければならない部分はどこか、とか。

誰かに任せておいて、うまくいくレベルの話ではないような気がする。
新しくなるのを楽しみにする、というのもちょっともどかしい。
本当に本が好きなら、本という物体がこの世に残っていてほしいなら、
私にはもっとなすべきことがある(様な気がしてきた)。

私は昔から媒介変数。
誰かと誰か、誰かと何かをつなぐのが得意。
つないだら、背景に引いていく、そういう感じのが好き。
今のメインの仕事の立場を踏まえた上で、
何かできることを模索します。
きっと何かあるはず。
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by iwashido | 2015-05-12 22:25 | いわし洞文庫 | Comments(0)

図書館大好き わたしとあそんで

11月22日(土)に「図書館大好き わたしとあそんで」の小さな学習会を開きます。
時間は午後1時開場、1時15分頃よりスタート。
場所は珠洲市立図書館2階の和室(階段上がって右)。
テーマは「学校図書館にできること」という題で、
石川・学校図書館を考える会の代表・下崎睦子さんをお招きしてお話を聞き、交流するのが主旨です。

思えば10年前。珠洲に来て、子どもの通う学校の図書室が、会議室・倉庫状態に近いことに
驚き、まず棚整理のボランティアに入りました。その翌年、読み聞かせボランティアグループを
発足させ、朝読書の時間に読み聞かせなどを行う活動を開始しました。
しかし、「読み聞かせ」「ボランティア」ではできない、専任で専門の司書のいる学校の図書館の輝きを
知るにつれ、ただボランティアをやっていたのでは本質に届かないことに危機感を抱き
通信教育で司書の資格を取りました。
その後、今から5年前になりますが、「図書館を考える集い」という名前で
津幡図書館の初代館長・前田幸子さんを呼んで学習会をしました。
その時はそれ1回で終わってしまいましたが、翌年から珠洲市の学校にも司書が配置され、
少しずつ人数が増えて、今では4人の司書さんが市内12の小中学校を担当しています。

今、珠洲市でも新しい図書館の建設に向けて、検討委員会が立ち上がりました。
市民の意見をもっと交わそう、新しい図書館を楽しみにしようという会も始まり、
これまでに2回、集い(ワークショップ)が持たれました。
なんというか、やっと、やってきたことがつながったという思いで感動しています。
時代が動いた。あきらめずにつづけること。徳川家康の待ちの攻め方に学ぶ点はあります。

図書館・学校図書館。違いは何? 同じことは何? できることは何があるの?
人口の少ない・民主主義がなかなか成熟しないところで市民の合意を作るには?
そもそも図書館は必要なの? 文化って何?

考えればきりがない連想ゲームになりますが、とにかく人と人・人と本をつなぐために
私たちに何ができるか、考えるきっかけづくりになることを期待して、今回の企画をやっています。

(主催:「石川・学校図書館を考える会奥能登メンバーズ」改め
     図書館大好き・わたしとあそんでinすずのと /共催:LOGOS文庫) 
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by iwashido | 2014-11-16 14:17 | いわし洞文庫 | Comments(0)

次回は。

古本LOGOSの場所は、現在ほぼ月1回、定例オープンをしている。
とはいえ、まったくのPRなし、口コミ・人づてを頼りにしているので、
ほとんど予約というか、「来る?」とメールして「行くよ!」と返事が来た人のために
開けておしゃべりをしているような状況である。

これではとても、「店」とはいえない。
ただの「しゃべり場」、せいぜいが文庫もどきの予約制カフェ。
10月は5日(土)がそうだった。

でもまあ、今はそれで行けるところまで続けていくつもり。
次回は、11月2日が土曜日なのだが、11月3日が新月なので、
11月3日(日・文化の日・新月)に、ミニミニブックカフェ的なことをしてみたい。

考えているのは「ビブリオトーク@古本LOGOS」。

今、巷でちょっとしたブームなのが「ビブリオバトル」。
これは、ちゃんとしたルールがあって、発案者が本も書いていて、
それは谷口忠大氏の『ビブリオバトル』(文春新書)で、
1冊のおすすめ本を持ち寄り、5分間でその魅力を語りつくして
バトル(言葉によるプレゼン?)し、いちばん心を動かされた本(紹介)
を選ぶ、という意味でバトルとなる。

今回はそこまでハードルは高くしない。
集まった人の自己紹介がてら、何か1冊、読んだ本もしくは読みたいと思っている本、
気になっている本、探している本なんでもいいから本にかこつけて5分間しゃべる。
しゃべっている間はただ傾聴する。時間は一応守ろう。
そんな感じの「ビブリオトーク」をLOGOSに集った人とやってみたいかな。

その日は文化の日で、世間は公民館の文化祭だったり、行事も目白押し。
そんな日に人が集まるだろうか?
まあ、いつものコトノハ読書会のメンバーに声をかけてみます。
そのほかにも飛び入りも歓迎で。
地味にチラシなどをつくるかもしれません。
もしどこかでそのチラシを見つけたら、
このブログのことを思い出してね。
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by iwashido | 2013-10-17 15:06 | いわし洞文庫 | Comments(2)

古本LOGOS、営業日変更のお知らせ。

まったく口先だけの、商売っ気のない古本屋です。

第1土曜と第3日曜と営業日を決めたはずなのですが、
7月の第3日曜日は、実家の親戚のほうに不幸があり、
急きょお休みにさせていただきました。
もしかして店前まで来ていた方がいらしたら、
ごめんなさい。

そして今日は、第1土曜日だったのですが、
これまた家庭の事情にて開けることができませんでした。
8月は暑いので、予約があれば対応する形を基本にします。
第3日曜日はおやすみしますが、その代わりに
第2日曜日(8月11日)に営業します。

ほんとうにごめんなさい。

8月の古本LOGOS営業日は
8月11日(日)11時~16時です。
よろしくお願いします。
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by iwashido | 2013-08-03 16:39 | いわし洞文庫 | Comments(0)

6月の研修参加日記

6月29日(土)

石川・学校図書館を考える会という任意団体が毎年企画して、
卯辰山の研修センターで開催される、学校図書館の研修会に
今年は参加してきました。ここ2、3年参加できなかったけれど
今年はなんとか都合がつけられました。

学校図書館活用教育のトップランナーとも称される
山形の小学校に続く、島根県の小学校の実践例を具体的に聞くことができて
大変有意義でありました。

思ったのは、専任の司書教諭と、専任の司書がいてこそ
初めて学校教育の授業で図書館を活用した授業が可能になるという事実。
司書教諭だけでも、司書だけでもここまではうまくいかないだろう。
とはいえ、多くの学校では、まだまだ図書館活用教育に無理解な現状があり、
そこにどうやって切り込んでいくかを、日々現場の人たちは考えている。

いくら貸し出しの冊数だけが増えても、
授業で活用できていないことに悩む司書さんもいれば、
貸出数さえのばせず、自習室と化している図書室に悩む司書もおり。

でも、大切なのは、生徒自身の小さな変化の積み重ねと継続。
数字には見えてこないかもしれない、小さなことを大切にしていこう。
そして学校の先生方と上手にコミュニケーション取りながら、
少しずつ流れを引き寄せるのだ。

6月30日(日)

珠洲市の図書館にて
「子ども読書活動実践指導者養成講座」に参加。
いつも図書館でのおはなし会に協力している
市内の読み聞かせグループメンバーを中心に参加者が集まる。

講師はおなじみのはまなす文庫の細川律子さん。
午後は読書会グループ対象の研修ということで
大変忙しいスケジュールをぬって、珠洲まで足を運んでいただいた。
県内のいろんな場所で、いろんな形でいつも変わらぬ温度で
絵本を読み、おはなしを語り、手遊びを続けてくれる
細川律子さんから得ることはいつもながらたくさんある。

こちらとしては、もっと若い読み手・語り手にも参加してほしかったが、
子育て真っ最中のお母さんは、何かと忙しく、
部活や行事と重なってしまえば参加はできないこともあり。

書名のリストをいただいただけで、その本の表紙がぱっと
イメージできる人もいれば、できない人もいるようで、
そうか、リストだけではなく、具体的な本を一緒に展示することで
何か働きかけるものがあるんだな~と学ばせられた一日でした。
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by iwashido | 2013-06-30 12:38 | いわし洞文庫 | Comments(0)

隠れ里にて

12月6日、朝から強風で娘の通う高校は、休校に。
そんなふうに始まった一日であったが
午後からは少し荒れ模様はおさまり、
珠洲の隠れ宿、湯宿さか本で、とある企画が実現した。

かほく市(高松町)に在住の、私にとっては文庫や読み聞かせの母である
細川律子さんを招いての、朗読会。
昔話3編と、宮澤賢治の作品を、囲炉裏端で語り、読んでもらう。

ここ2、3年、毎年のように、ラポルトすずや市立図書館で
同じような語りのつどいはもたれているのだが、
今年は少し趣向を変えて、隠れ里にての企画実現となった。
薪ストーブと囲炉裏の火で温まった広間に
子どもも入れれば30名弱の人がつどい、
ライティングも絶妙、あんどんの灯りの下で
律子さんの語りを聴く。

昔話は、夜(日が落ちてから)、囲炉裏端できくものだな、
と実感。公共の場では体験できない温かみがあった。
宿のご主人、坂本さんの計らいで、
始まる前から餅や、めった汁のサービスもあり、
許可はされているのに、語りが始まればみんな食べる手はとまり
静かに耳を傾けていた。

律子さん、さか本さん、ありがとうございました。
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by iwashido | 2012-12-11 06:14 | いわし洞文庫 | Comments(0)

図書館改装計画への第一歩!?

昨日は午後から、市立図書館のいわゆる「えほんのへや」を
少しだけ飾り付けをしたり、布を吊るしたりして
居心地の良い空間になるための作業をしました。

3、4年前は、ALTとして珠洲に来られていた方たちが
英語で遊んだり、英語の本の読み聞かせをする催しが
定期的にこの部屋で行われていました。
しかし今は、毎月開催ということではなくなり、
独自に児童向け英会話クラスを別にはじめられたので
なんとなく中途半端な部屋のままでした。

これはもったいない・・・ということで、
市内の小学校などで読み聞かせ活動に携わる有志に声をかけ、
<読み聞かせボランティアネットワーク(仮称)>とでもいうつながりを
立ち上げ、その活動の第1歩として、
市立図書館のえほんのへや改装計画に乗り出しました。

市内には、活発に読み聞かせ活動を行っているグループが
いくつかあります。小学校の保護者・OGが中心となって
朝読書に入っている学校もあります。
そういう活動にかかわっている人たちをつないで
情報交換をしたり、学びあったり、絵本を読みあったりしたい。
でもどうすればいいのか、実はよくわかりません。
みなさん忙しいですし。

珠洲は金沢から離れているので、県立図書館などでの研修に
気軽に参加しにくい環境です。
でも、誰かが学んできたことを、分かち合ったり、伝えあったり
できればそれだけでも意味があるかもしれません。

今は動きやすい人だけでとりあえずはじめてしまいましたが
誰彼という制限があるわけではありません。
グループではなく個人として、ネットワークにつながっていき、
それらをまた各自が属するグループに還元してほしい。。。

そんな思いで、とりあえず毎月第2土曜日の午前に、
えほんのへや、で小さなおはなし会を始めてみます。

10月13日(土) 10時半から
珠洲市立図書館 1階 えほんのへや にて
ちいさなおはなし会 を行います。

どなたでも参加できます。
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by iwashido | 2012-10-11 11:21 | いわし洞文庫 | Comments(0)

「新月いわし洞」から「古本LOGOS」への変遷と変転。


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