犬のいる毎日はいつか

先週末、実家で法事(父と祖母)があって、久々に車で帰省。
中越沖地震の影響で、北陸線の金沢~新潟を走る「北越」が運休なので
高速道路を夫の運転でビュンと走る。思ったより近かった珠洲と三条。

実家で飼っている犬はだいぶ老犬で、今年の正月にはヨロヨロとではあるが歩いていたのに、
この夏の暑さでか、数日前から寝たきり状態になっていた。
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足も腰も立つことが出来ず、エサも排泄も寝たまま、家族の介添えのもとにようやくこなしていた。夜中にキューン、と鳴かれたりすると、大丈夫か? と心配になる。

こっちに帰ってきて、図書館から借りていた本の中に、似たような状態の犬が出てくる話があった。『はるがいったら』(飛鳥井千砂・集英社)。
デパートに勤める完ぺき主義の姉と、いい子の態度から抜け出せない(?)高校生の弟の間に存在する1匹の老犬、ハル。高校生である弟の部屋に寝たきりの状態でいる犬。それを当たり前のように世話する彼が病気で入院。アパートに住んでいる姉は、それを知って自分の部屋にハルを引き取るが・・・。ちょっと複雑な家族関係(両親の離婚と再婚など)に添って物語りは展開するけれど、私が気になったのはもっぱら犬の描かれ方で。
あやういバランスの間に存在する犬のいる生活はいつか終わる。
実家の前の犬の時は、弱っていく期間一緒に生活していたのに、その瞬間にちゃんと向き合うことが出来なかったな、なんてことまで思い出した。


寝たきりになっても、愛犬は愛犬。人間の介護と一緒。そうやって日常の一部をあたりまえのように犬の世話にささげる実家の家族は偉いなあ、と思った。
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by iwashido | 2007-08-30 11:36 | 読書日記 | Comments(3)

海のふたを

今年の夏はあんまり海で泳げなかった。
子どもと旦那は、ハイシーズンには毎日のように、短い時間でも、夕方でも、出かけていたけれど、私は傍観することが多くて仲間になれなかった。

今日はどしゃ降りで、もう夏も終わりかなぁ、って感じ。
そんなときに『海のふた』(よしもとばなな・中公文庫)を購入して読んだ。
昔はにぎわっていて今はさびれた西伊豆の町が舞台の、夏の物語。
ああ、もっと素直に海に入ればよかったなあ、
海のふたを今年はしめたかなあ、って思わせられた。

短大を出た女の子がふるさとに戻って、自分にしかできないお店を始める。
それはカキ氷屋さん。カキ氷が大好きで、甘すぎて毒々しい色のシロップじゃない
自分の好きなカキ氷のメニューでシンプルにお店を始める。
「氷みかん」と「氷パッションフルーツ」と「氷宇治金時」がメニュー。

 「夢をかなえるだのなんだのと言っても、毎日はとても地味なものだ。
  準備、掃除、肉体労働、疲れとの戦い。先のことを考えることとの戦い。小さなことやいやなことをなるべく受け流して、よかったことを考え、予想のつかない忙しさを予想しようとしないようにして、トラブルにはその場で現実的に対処する・・・・。」(『海のふた』31~32Pより)

 自分が本当に気に入ったものだけを飾り、愛すべき空間に保つ。ただ、一日のことを一日分だけする暮らしを積み重ねる。お金は大事だけど、多すぎるほどに稼ぐことが目的ではない。

 こんなお店は奥能登にもあるなあ。
 そう、海のそばの珈琲豆屋さん。

名嘉睦稔の版画にも力をもらえた一冊でした。
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by iwashido | 2007-08-28 13:41 | 読書日記 | Comments(0)

今年の夏はなんだか忙しい。
c0107612_10505735.jpgお金をもらういわゆる「仕事」のほかに、お金にもならないのに係わっていることがいくつか。必然的に、団体行動的なことのほうが優先されて、個人の趣味的要素が強いものは後回しになって。ぶっちゃけ話で言えば 「サッカー>読書」 となり、それがあまりに高じると、私にとってはストレスのたまる原因になったりする。

ほとんど毎週末、何やかんやと行事があって、義母が不在の週末の時はどうなることかと思ったけれど、何とか乗り切った。

中2の長男は毎朝の犬の散歩をしてくれるし(させている、ということだが)、娘もそれなりに家事を手伝ってくれるようになり(自発的にではないにせよ)、数年後にはもっと楽になっているかもしれない。

今、とある先輩から、ある団体(連絡協議会)への参加しませんか、と誘われているのだけれど、よく考えたら断る理由もないし、お誘いに乗ってみようかな~と思うようになりました。すぐれた活動をしている先達達から刺激をもらうのは重要だ。最初はおそらく苦痛かもしれないけど。
私は私なりに、自分の限界を超えたい、壁を越えたい、と思っているのかもしれません。
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by iwashido | 2007-08-15 10:56 | 朔のつぶやき | Comments(0)

夏は気分転換にまたしても壁紙変更。
祭り金魚すくいでゲットした金魚たちはみんないなくなったので、
彼らへのオマージュとして。

ところで昨日は8月7日。
この辺では月遅れの七夕で、大きいところでは宝立七夕祭りが有名(花火大会もあったはず)ですが、それぞれの集落で、ひっそりと、またはそれなりににぎやかしく、子どもたち(中学生以下)が中心となって七夕キリコをかつぎだしたりします。
わが集落もその一つでした。
娘とダンナはキリコにつんだっていきましたが、私は少年サッカーチームの練習フォローに、息子はマイペースでいつもの夕暮れを過ごしていました。

サッカーといえば、先週の土日に、珠洲と輪島に、元日本代表だった城彰二選手がやってきて、キッズ(U-10)サッカー教室が開催されました。真ん中にスックと立っているのが城さんです。
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うち(珠洲)とは直接関係ないですが、昨日のバルセロナVSマリノスの親善試合に、輪島のジュニアサッカーチームの子どもたちは招待されて、入場するときのフラッグベアラー(旗持ち)を6人の子どもが行ったそうです。能登沖地震の支援の一環だそうで。うらやましいな~!!
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by iwashido | 2007-08-08 08:38 | サッカーのこと。 | Comments(2)