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沈黙≒連結

久々に読書日記。
いろいろ読んではいるのだけれど、
あえて感想をここに書き込めるのは限られる。
ヒットしない本もあれば、ヒットしすぎて感想を書けない本もある。

『13歳の沈黙』(カニグズバーグ作品集9・岩波書店)を読む。
以前から何度も借りてきて(タイトルにひかれる)、
それでも読めなくて返却し続けてきた本の一冊。

ニューヨーク近郊の中流階級の子どもを描いたら
ピカイチの、カニグズバーグの作品たち。
12歳ではなく「13歳」を題材にしたところが新しい1歩、と解説は言う。
私が感動してしまったのは、
以前このブログにも書いた、左目のまばたきだけで本を一冊書き上げた
人の実話「潜水服は蝶の夢を見る」の本のことが、出てきたことだ。。。
(5月のブログにあります)
『13歳の沈黙』の中ではその本は『飛びこむ鈴と蝶々』になっているけど。
フランス語の原題がわからないので、なんともいえませんが、
「跳びこむ」≒「潜水」って感じでしょうか??

とにかく。
ある事件の現場にいた、言葉を失ってしまった(癇黙状態にある)13歳の少年、
ブランウェル(通称ブラン)と、その親友コナー。
沈黙したまま、事件の重要参考人として保護施設にとどめ置かれるブランのために、
コナーはいろいろ考える。
弁護士ではなく、友人として。
その過程で『飛びこむ鈴と蝶々』の本が出てくる。

コナーのお母さんがあるブッククラブに入っていて、
そのクラブで提案する本を探すために書評を読み
そしてこの本が話題になり、内容をお父さんとコナーに話した、
という設定(『13歳の沈黙』は2000年の出版)。
まばたきだけで本を書いた、という場合、その本の著作者は誰か、
なんてこともちゃんとコナーに考えさせている。

なんか、すごくいい。こういう関連付け方。
そしてその多感な13歳の少年コナーは、言葉を話さない友人のために
何があったかを解明するために、カード方式を発明する。
はじめは関連のある単語を、そしてついにはアルファベットで、同じように。
この本の中で「沈黙」はとても雄弁に語ることになる。

13歳の時にこんな友情に巡り合えた二人は幸せだろう。
せめて私は、13歳の自分のために、今からでもカード方式で、
まばたきか、ノックか、わからないけど聞こえてくる微かな音に耳をすませて、
伝わってくる何かを受け止めよう。
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by iwashido | 2009-07-31 12:58 | 読書日記 | Comments(0)

窓から見えた。

今日は「地上波(アナログ放送)停止実験」が珠洲で行われる。
朝からお隣(ラポルトすず)は忙しそうである。

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NHKの実験車? が駐車場に停まっていたり。
プロデューサーみたいな感じの人? がウロウロしてたり。
てつ&とし? だかとも? の二人組ライブも今まさにやっているのでは。
 ↑ 子どもに「終わった・・・3年遅い・・」とつぶやかれました。

地デジカには会って見たいけどなぁ・・・
草薙君来るなら、行ったんだけどなぁ(仕事さぼってでも;;?!)。

★ところで。26年後の日食ですが。

 どうも、ばっちり能登半島は皆既帯に入る様子!!
 これは楽しみですね~
 絶対生きていて、楽しみたいなぁ。
 (幸いにも土日らしい。9月1日(土)前日、2日(日)皆既食)
 皆既日食観望ツアーで一山あてる??
(参考HP)富山科学博物館HP
2035年9月2日 日食観望会
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by iwashido | 2009-07-24 11:52 | 朔のつぶやき | Comments(0)

日食ライブ。

いや~日食ですね。

私の周囲の人たちはきわめてクールですが、
メディア(テレビやラジオやネット)では盛り上がっています。

石川県は曇りですが、10時ごろ雲が切れて、
欠けた太陽を見てしまいました。

今はきっと欠け方のピーク時の頃でしょうけど、
職場の窓は東側なので、今ほぼ頭上に移動した太陽はもう見えません。
使用済みオレンジカードで、ピンホール太陽を実験。
見えたような、見えないような・・・?
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(NHKHPを写してみた・・・)

昨日から、NHKラジオの
「夏休み子ども科学電話相談」も始まり、午前中はラジオを
手放せなくなりました(^^;;
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by iwashido | 2009-07-22 11:22 | 朔のつぶやき | Comments(0)

生まれ変わる、もしくはジャムのこと。

北陸はなかなか梅雨明けしない。
昨日とか一昨日の雨は、風も強くて驚いた。
でも過ぎ去ってしまえば、いまはただの曇天。

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今年はあまり梅に愛情を注ぐことができず、
おざなりに梅ジュースをつくるだけで、知人へのふるまいもしなかった。
でも、ちゅうとはんぱにほおりおかれた梅の実で
「ジャムもどき」を作ってみた。
一昨年の梅ジュースの実も使って、砂糖は控えめの、ほとんど「実験」。
ジャムなんて、いちごジャムしか作ったことないのに。
(上の写真は、プラムです、ちなみに。)

鍋の中に、形のある実をほおりこんだはずなのに。
時間が経つにつれ形を失っていく梅の実。
種を残し、残っていたはずの皮もいつか溶けてゆく。
ああ、これは何?
魔女の作る媚薬ってこんな気分で作るのかなぁ。
人間の生と死も、このようなものだと思えれば、
死は必ずしも終わりではなく、生まれ変わりであり、「再生」。

けっきょくこのジャムのなべは完成されないまま、私は二日間家を不在にした。
帰ってきた今、鍋のふたをあけるのが怖いです。
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by iwashido | 2009-07-20 15:19 | 季節のできごと | Comments(0)

本のある風景

日曜日。
めずらしくちょっとお出かけ。
ドライブで高岡まで。
山越えの道を教えてもらったので、思いのほか早く着いた。

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午前中は、ダンナの趣味で@高岡市美術館。
午後は、私の趣味で@射水市大島絵本館。
大島絵本館は、合併前の大島町絵本館だった頃に、
一度いくチャンスがあったのを逃したまま今日まできていた。
小さな町が、魅力的な図書館や絵本専門館を維持していることが
とてつもなくうらやましい。

思っていたより大きい施設ではなかったけれど
本の並べ方とか、配架の仕方とか、勉強になった。

私たちの住んでいる町でも、何かできないだろうか。
公共が無理なら、個人の試みでもいい。
そういう思いは、数年前からうずうずしていて
でも、まだ形のあるものにはなっていない。

いろいろな形を見ることで、
自分の中の思いを理想に近づけられたら、いいな♪
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by iwashido | 2009-07-15 14:33 | 朔のつぶやき | Comments(0)

梅雨と夏のあいだの季節。

いわし洞文庫7月は、
梅雨らしい雨降りの一日でした。
でも3時頃には少し小降りになり、いつものお客さまが三人。

興味を持ってもらおうと、平机に布をかけて、
雨や自然や夏休みに読んで欲しそうな本を少し並べたのに、
そこには見向きもせず。
でも、長い間(1年以上・・・)借りていた本を忘れずに返してくれたし、
何かまた借りてく~、と少し長い読み物に手を伸ばした。

絵本タイムの後の、お楽しみ教室? は
「かんたん手作り絵本」。
B4のコピー用紙一枚を折って、切って、たたんでつくる
8ページのミニミニ絵本に、何を書こうか。
去年は、自分の名前で絵本を作ったので、
今年は「ほめ言葉のシャワー」を見習って、
自分が言われたい言葉、大事な人に言ってあげたい言葉を
小さな色紙に書いて、それを貼って、絵をつければ?
と思ったのだった。

試しに自分でやってみたとき、
自分で自分に言ってあげたいほめ言葉は
「うまれてきてくれて ありがとう」
「いつもがんばってること、知ってるよ」
「あなたのこと 大好きだよ」・・・・。

「ほめシャワ」という見本がなければ、決して出てきそうになかった言葉たち。
それを子ども向けにやろうとしてみたのだが。

三人のうち、二人はのって来なかった。
「言われてうれしい言葉なんかないもん」
「そんなこと言われてもうれしくないよ」・・・。
なんと自己肯定感に乏しい、と思うことはかんたん。
でもまあ、私との信頼関係がまだ育ってないのかもしれないし。
私だって、この年頃(小学校高学年)にこんなこと言われたって、
おいそれと信じられはしなかったかもしれない。

三人のうちのもう一人は、私の趣旨を理解したのか、
去年やった「名前の絵本」はもう卒業と思ったのか、
自分の気持ち(プラスの気持ちも、マイナスの気持ちも)を
紙に書き、絵を沿え、「気持ちの本」として完成させてくれた。

その子、その子が抱えている問題があり、
直面している現実があり。
何がいい、と一概に言うつもりはないし、そんなに心配もしすぎてはいない。
一人は「名前の本」を仕上げていったし、
もう一人は、読んで欲しいと思っていた読み物を借りていった。

それなりに満ち足りた小一時間の文庫タイムでした。
もう、夏休みは目前だね!!

<読んだ本>
『ことばあそびうた』(谷川俊太郎)より「カッパ」と「いるか」
『雨だから あえる』さとうち藍(福音館書店・かがくのとも)
『かさどろぼう』(ウエッタンシンハ・徳間書店)
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by iwashido | 2009-07-11 17:28 | いわし洞文庫 | Comments(0)

足湯~♪

ちょっとご無沙汰でした(^^;;

気分転換に、この春新しくできた「足湯」の施設に行ってみました。
夕方ですが、ぽつりぽつりと入れ替わり人が訪れます。
近所の方のコミュニティにはなっている様子。
観光客はどうかな~

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by iwashido | 2009-07-02 14:47 | 朔のつぶやき | Comments(0)

「新月いわし洞」から「古本LOGOS」への変遷と変転。


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