<   2017年 07月 ( 1 )   > この月の画像一覧

夏なんだな。

時間が止まって動けなくなっていたような感じが
少しずつ溶解して、ヨロヨロと動き始めた(のかな?)。

さすがに夏・・・北陸は梅雨明けしてないみたいけど、まあ夏なんだな。
子どもの部屋の電気カーペットや冬用のラグをやっと剥いで、
畳の夏がやってきた~。子供部屋にしか、有効に使えるエアコンがないので
自分の部屋化している(お盆の帰省までには、もとに戻さないと!!)。

人に会えない、会いたくないとか言ってる場合じゃなくて、
まあ仕事(勤務)にはとりあえず行けているわけで、ただそれ以上のプラスαが
ちょっと負担なので、いろいろくる誘いをほぼ断ったり無視したりで、申し訳ない・・。
でも、そんな鬱々とした気分を一掃してくれるような本を見つけて読んでしまった!!
読んでしまったら、書くしかない、と著者は言う。

「革命の本体、それは文学なのです。
 暴力など、二次的な派生物に過ぎない。」
  佐々木 中・著/『切りとれ、あの祈る手を~<本>と<革命>をめぐる五つの夜話』のオビの文より
  /河出書房新社/2010年

久々に頭がつ~ん! の そうだよ、これこれ! 的な衝撃的な読書。
ルターの宗教革命、ニーチェの言葉、マラルメやヴァレリーなど、図書室の本で
補いながら読むと少し理解が進んだ。世界史って超苦手な科目の一つでしたが。

読書こそが、本を読むということこそが、革命なのだ。
それくらいの覚悟をもって、自分が狂うか、世界を疑うかくらいの真剣さで
読書してみろ! ともろに挑発を正面から受けてしまった。

そういう意味では、日本の明治維新は「革命」だろう。
リテラシーの変革こそが、革命の始まりなら、文語から口語へ、
言文一致への動き・旧暦から新暦への移行などは、上からの革命でしかありえない。

世界の終り、文学の終焉、なんて嘆いている場合ではない。
本なんて売れなくて当然、ニーチェの『ツァラトゥストラ』の第4部は、出版社に断られて、
自費出版で40部刷って、7部だけ知人に送ったのだそうです。
世界でたった7部が、今も残っているという奇跡。

足音を響かせること、たとえ誰の耳にも届かないとしても。
まずはそこから初めて見ようか。
[PR]
by iwashido | 2017-07-31 12:24 | 朔のつぶやき | Comments(0)