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古本LOGOSの 月1,2回古書店。

違う角度からの視座

能登空港から飛行機に乗った。
そして帰りも飛行機で帰ってきた。
能登発着は数年ぶりである。

飛行機だから早いのは当たり前なのかもしれないが、
羽田を離陸して「あ、東京湾? あれ皇居? あれは東京タワーに新宿御苑?」
などと言っている間に、山梨長野の山脈を悠々と越え、
気がつけば日本海が見える。
これはどうも糸魚川の上空あたり。。。
と、日本地図を頭の中で再生している間に
「当機はまもなく最終の着陸体制に・・・」というアナウンス。

陸路で考えれば、糸魚川はまだ通過点。
そこから富山、金沢を経なければ能登にはたどりつかないのに。
穏やかに凪いだ日本海を5分も飛べば、
もう能登の杉林が眼下に迫り、ツイラクするんでないの~という心配をよそに
ふわり、と能登空港に着陸。

奥能登は本当に遠いところなのか。
そんなに不便で辺鄙なところなのか。
どこを・何を基準にするかで、遠さは変わる。
歴史学者の網野善彦が、海からみた能登の歴史を再考したように、
違う角度からの視座が、いままさに求められているのではないか。
Commented at 2012-07-10 14:47 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by iwashido at 2012-07-15 16:14
とある方、のお話、私も聞いてみたかったです~
きっと、図書館でないと出来ないことと、文庫(本屋)で出来ることと、
車の両輪のように、どちらも必要なんでしょうね。

私はきっと、奥能登の図書館モンダイに提言していく基盤として、
自分にとっての「本のある場所」を必要としているのかも。
それが文庫なのか、古本屋なのか、ブックカフェなのかは、正直迷い中かもです。
でも進んじゃっています(笑)
by iwashido | 2012-07-09 23:09 | 朔のつぶやき | Comments(2)

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