2017年 10月 23日
聲を聴くもの
台風が通過していった。
いろんな淀みを吹き飛ばすかのように、過ぎていった。
次世代から延びてくる息吹を感じる。
まだまだ未熟で、大きな声にかき消されそうな小さな芽吹きだけれど。
なんとなく空気読むのが賢いような、自分を出さないほうが処世術みたいな
そういう流れを少しずつでも変えることはできないものか。
自分が選ばれない理由もよく分かった。
結局神様は、ひたむきなものを、健やかなる魂を選ぶのだと思う。
誰かを救おうとか助けようとか、そういうのもおこがましい。
結局人は人を救えない。
身内ではない他人を癒したり救いたいと願うことはある、しかしそれは命がけの行為。
そこまで出来るか、非力な自分に?
私の無意識に手を突っ込んでかき乱さないで欲しい。
そこは静かに置いておきたい、いつか自然とささやきが聴こえてくるまで。
のだめにとっての千秋さまのような存在が、近くにいればいいのに。
(いないこともないのかもしれない、気がつかないだけで?)
私が私になる努力、それを日々の営みというのかもしれない。
by iwashido
| 2017-10-23 10:59
| 季節のできごと
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