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人生は、楽しんだものが勝ち、なのかな?

新しい元号が「ら行」の言葉なので、ちょっと新鮮に思っています。。。
何だったかの短い文章に、「自分は「ら行」の言葉が好き」と書いたので。
らりるれろ、って、ちょっと響きが日本語離れしてると思いませんか?
「あ」行や「な」行に比べると、って話ですけど。

自分、頭硬いな~って最近思う出来事にひんぱんに遭遇。
とてつもなく既成概念にしばられている。
こうあるべき、最低限これくらいはクリアーしてないと意味ない、認めない。
そんなこと思っている間に、若い人たちはどんどんオリジナルな発想で
既成の権威やあるべき姿をあっさり乗り越え自由に行き来しているのに。

ああ、時代が変わるんだね。
いい意味でも悪い意味でも。
どんなに努力しても、変えられないものもあるけど、見方を変えることで
すっかり変わる場合もある。

ダンナが「ラジオ深夜便」で面白い話を聞いた、と教えてくれて
ある女性物理学者で、湯川博士に師事したくて京大に行って、
結婚して三人のお子さんを育てながら研究もして
日本物理学会の会長を務めたこともあって、
猿橋賞も受賞したこともあって、
次の5つのことを大事にした人。
「一、自分の可能性に限界を引かない
 二、行動に移す
 三、めげない
 四、優先順位をつける
 五、集中力を養う・・・。」

調べたら、米沢富美子氏で、既に故人なのですが、
ラジオ深夜便のアンコール放送だったそうです。
それで本を借りてみた。『人生は、楽しんだ者が勝ちだ~私の履歴書』
(日本経済新聞出版社/米沢富美子・著/2014年刊)

すごい人生。凄すぎる。とても優秀なお母さんだったのに、時代の波に押され、
「女に学問は不要」と高校卒業後証券会社に勤務(昭和10年・1935年頃)。
昭和19年(1944年)、著者が5歳の時、ある出来事がおこる。
「三角形の内角の和は二直角(180度)」と童謡でも歌うように口ずさんだ母に
お絵かきしていた娘が食いつく。平行線を2本引いて、内角の和の証明法を
図解してくれた、というのだ。「こんなにも面白いものが世の中にあるのか!」
5歳にして天地開闢のように打たれる娘。自分の娘に才能を見出した母親。

でもこの感じ、ちょっとわかる。レベル違うけど、数学って面白かった。
物理学を志したけど、数学はずっと一番好きだった、というのもわかる。
私は物理なんて最初からわかんなかったけど。。。

ダンナが言いたかったのは「世代を超えて果たされる夢(望み)もある」ということ。
言われてみれば、自分もそうだ。父も母も、勉強したかったのに家業や
家のために、最高学府には進学できなかった。その代り娘三人、四大に進ませてくれた。
自分の届けなかった部分に、子どもが届く、というのは私にもあったし。

お母さんの代わりに、当時(昭和30年代)珍しかったリケジョ、しかも物理学を
志し、「米沢を女とは思わなかった、一人の科学者だと思っていた」と言わせしめた
力量。結婚も研究もどっちもとれば、というプロポーズに応えた彼女。
すごすぎる。
せめて5か条のどれかは、守ってみよう。
まずは自分の可能性に限界を引かないことかな(笑)?



by iwashido | 2019-04-03 23:49 | 読書日記 | Comments(0)

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