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古本LOGOS 「彼岸の古本屋」ときどき日記。

わたしたちはどうやって本を買っていたのか?

6月某日  突如として、新刊本が読みたくなった時、あなたはどうやって入手しますか?
     ちょっと前までは「本は本屋で」が当たり前だった。
     新聞の広告や、書評欄で紹介した本が、近くの新刊本屋にないか探しに行って
     ないなら、週末にちょっと大きめな書店まで出かけて、どうしても欲しければ
     書店に注文して、2週間近く待たされてようやく入手していた(30年前ね)。

     それが、いつからだろう、ネットで本を買うことが当たりまえになったのは?
     2000年代になって、大きな書店が近くにない地区に住むようになったころ
     AMAZONが日本に上陸して「こりゃーいいわ!」と初期ユーザーではあった。
     まだあまり多くの人が利用していない時分で、その当時は楽しかった。
     でも、最近はあんまりアマゾンは使わない。なんでかな・・・。
     もう誰でも使うし、あまりにも当然のように自宅に配送される便利さが
     ちょっと怖くなった。
      
     その代わり、学校図書館に出入りしていた新刊書店の営業(納品に来る人)
     の方に注文したり(昔より格段に速く届きます。3日~1週間以内程度には)
     金沢に行った時おおきな書店に寄ってみたり、ブックオフに行ったりする。
     
     図書館で借りるという手もありますし、借りるのですが、借りた本は
     返却しなければならない。2週間(3週間のところもあるけど)は短い。
     結局読み切れなくて、買うことも多い。

     わたしたちはもう、本にお金をつかうことが惜しくなってしまったのか。
     定額サブスクとか、無料通話とか、ギガ得とか、なんか大量に安く
     読みたいもの読みたい放題! という価値体系になれてしまうと、
     電話で通話するのもお金かかるから「LINEで」とか、
     切手代惜しいからメールで、とか、ズームで、とかに代価されて
     それで何を得て何を失うのか、もうちょっと考えたほうが良くなくない?
     本にお金を使う人がいなくなると、出版も潰える。
     売れる本、受けを狙った本はもうお腹一杯(読みたくない・・・)。

     かくいう私も、新刊書店よりはブックオフに行くことのほうが多かった。
     定価で本を買うのがばからしい、と思う人がこれ以上多くなったら
     日本の出版界に未来はあるのか。もっと切磋琢磨できるのか。
     考えてみなければならない。(議論未消化です、この項続く)

by iwashido | 2020-06-25 09:50 | 朔のつぶやき | Comments(0)

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