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古本LOGOS 「彼岸の古本屋」ときどき日記。

本を読む日。

12月某日  久しぶりに県立図書館から、本を「遠隔地貸出」で予約し近くの市民
       図書館に配送してもらうサービスを利用。結局こうやって読んでから
       買うか買わないかを決める感じ? 確率は半々くらい。欲しい本は、
       やっぱり手元に置いておきたいし。。
       借りた本の1冊は『公共図書館が消滅する日』(薬師院仁志・薬師院
       はるみ/牧野出版/2020年5月刊)。某FBグループで取り上げられて
       いたので知った。「図書館雑誌」の最新号に書評も載ってるらしい。

       決して読んで楽しい本ではない。表現がくどい部分が多く同じような
       引用が何回も繰り返され、ページぎりぎりまで文字が来ている(余白
       が少ない)のはページ数を下げるためか。もう少し編集者がきちんと
       論旨を整理してほしかった。でも問題意識はわかるし、言わんとして
       いることはわからなくはない。。結局この本を批判する人はきちんと
       組織(システム)の中に居場所がある人。正規として、館長として、
       責任者として自由に発言ができる立場の人。末端の非正規もしくは、
       今では「会計年度任用職員」と呼ばれる立場の人から見るとその通り
       と言ってしまいたくなる部分は、あった。
       個人の努力で頑張れる時代は終わった、少なくとも自分の中では。
       日本では個人は育ちにくい。。。周囲や全体への配慮、年功序列、
       永年勤続者への功労など、そちらのほうが大事で、突出した個人技は
       敬遠される、、、って自分も敬遠するけどさー。。
       図書館ってなんでしょうね。ありがたい施設ではあるけどね。
       自分は、太刀打ちも出来なかった零細な貸本屋や、これから太刀打ち
       できなくなるかもしれない個人書店や古本屋の側に立つから。
       本を読むのは役に立つから、とある人が言ってて、自分は「役に
       立つ」という視点で本はあまり読んでこなかったかな、って思った。
       
       SDGsでもそうなんだけど、システムそのものへの批判なしに、
       今までやってきたこと・やっていることを新しくパッケージングして
       色とりどりの綺麗な色紙に包んだキャンディみたいにして配って、
       「これはいいことですよ、みなで頑張りましょう」って言われても
       素直に頷けない。Give Me SDGs? 図書館論とは違うけど。。

       快楽が言語中枢と直結しているから、読むことが楽しい。
       文字を追うことは快楽ポイントをあげる行為に近しい。
       根本的に、歴史的な視座も持って、考えたいし学びたい。間違いも
       含めて。これからも間違い続けるであろう。

      

by iwashido | 2020-12-12 08:18 | 読書日記 | Comments(0)

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