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古本LOGOS 「彼岸の古本屋」ときどき日記。

I’m so ......。

3月某日 疲れた。疲れている。この一年の疲労困憊、ここに極まれり。
    そんな訳で週末、友だち(の子ども)から借りた『鬼滅の刃』一気読み。
    最終巻が発売と同時に増刷されるほど、人気沸騰して映画にもなり
    キャラクターグッズやアニメで子どもたちの人気はすさまじかったらしいが  
    「もう次のブーム来てるし」ということで、全巻貸してもらう。
   
    最初は、好きな人が好き、というレベルだったらしい(ジャンプ連載初期)。
    舞台は大正時代だし、ちょっと暗い感じだし(いい子にしてても親惨殺)、
    まるでヨブ記? 救いがない。でも、妹が生き残ったことで、鬼になっても
    生き残って、連れていくことで、そして仲間や選抜という試練(?)を潜り
    猪突猛進の猪男とか、泣いてばっかの善逸とか、子どもたちのちょっと
    自分に近いところ、欠点があっても、100点満点のいい子でなくても
    生き残っていける、役に立つこともある、必要とされることもある、
    そういう辺りは響いたのではないか。
    鬼は鬼で、鬼になる理由がある。鬼は実在する。鬼滅のキャラは仮象だが、
    本質的に鬼的なるものは、人間の本性と無縁ではない。鬼が滅んだわけでは
    ないんだよ、現代でもね。巧妙に、あらゆる人間のどこかに、潜んでいる。
  
    この漫画を一過性のブームで終わらせるのは、惜しいよね。
    昭和前史、大正時代や、明治維新や、400年前の戦国時代とつながる
    描写も所々出てくるし、遊郭(吉原)の存在や、刀を持つことの意味、
    政府公認ではない「鬼滅隊」は何のメタファー? 
    誰かこれを教材に、日本史の隠された部分を探るような授業しないかな?
    小学生高学年化、中学生なら十分可能でしょ。もちろん、一つの仮説
    として。民俗学への導入にもなりそう。炭焼き息子の炭次郎が、
    ご飯炊くの美味い(竈でね)、魚焼かせても上手い、というのは
    火を制する技術を知っているから。火は大事。とても大事。
    火の神火の神、春を連れてくる。どんど焼き、野焼き、継承すべき。
    (もちろん細心の注意を払い、敬意を持って、慎重に行うこと。)

    私が好きなのは、弟キャラですかね。死不川弟とか。無一郎とかさ。
    双子の、兄弟の、弟のほう。兄は兄でつらいけど、私は弟だったからさ。
    もう一回再読チャレンジしてみます! ってそんなことに時間使って
    いいのかー。もっと読むべき本山積みなんですけど((笑))?!


by iwashido | 2021-03-15 09:30 | 朔のつぶやき | Comments(0)

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