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古本LOGOS 「彼岸の古本屋」ときどき日記。

My Bookshop…。

3月某日 ちょっと睡眠の質がよろしくないので、疲れが取れない感じ。
     被害妄想一歩手前? こういう時はペースダウンで。
     映画館行けなかった作品をまたもレンタルDVDで。My Bookshop。
     同名書籍も先日図書館で借りて読みました。

     時は1950年代のイギリス郊外、港町。ロンドン周辺?
     そこで本屋を始めようとする夫を亡くして15年近くになる未亡人の話。
     イギリスの、郊外の感じが奥能登のそれに近似値。いやー今でもそう。
     本を読むことがあまり一般的ではない、うわさ話が瞬時に駆け巡る、
     政治的や社交的に力を持ったいけ好かない人がいる、それらを
     排除できない人間関係、などなど。まるで自分のことかと思うよう。
     でも、まったく違う。彼女には勇気がある。
     一人で本屋を始める勇気がある。銀行にお金を借り、物件を買い、
     助手(小学生ね)を雇い、今でいうところの通信販売(手紙のやり取り)
     で初めてのお客を得る。すすめた本がブラッドベリの『華氏451度』。
     もちろん英語です(イギリスだもんで)。
     ナボコフの『ロリータ』が初めて出版された頃。
     偏屈と言われる高齢紳士との心の交流、お茶会への招待、
     そして思慕、それから静かなる戦いの後に訪れる尊厳。
     決してハッピーエンドとは言えなかった本の中の結末(この町には
     結局書店は必要なかった)を、テリブル インファントのある行いが
     かろうじて未来への希望につなげる、映画オリジナルのラスト。
     泣いてしまいそうであった。
     『ジャマイカの烈風』を読もうと思った。

     My Bookshop(私のリアル本屋)は、、、もう少しお時間下さいね。
     

by iwashido | 2021-03-22 16:15 | 映画とかビデオとか。 | Comments(0)

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