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古本LOGOS 「彼岸の古本屋」ときどき日記。

今頃「金閣寺」読むわたしって・・・。

5月某日: 天気晴朗なれど、風強し。
      「100分de 名著」の,三島由紀夫『金閣寺』の号を立ち読み。
      先々月はそれで「資本論」から『人新生の資本主義』に嵌った。
      それと同じパターンで今回は「金閣寺」。うちにあるでしょ、と探した
      けど見つからないので、新潮文庫購入。字も大きいし。きれいだし。
      ふーん、こういう話だったんだ。。。戦前に生まれて、20歳前後に敗戦を
      体験して、戦後を生き抜くって、感受性が強い人には耐えられない状況かも。
      おかしいだろ、なんだよこれ、って思っても、生きるために人は鈍感になり、
      辻褄を「今」に合わせて生き抜くしかない。
      この国は幾重にもねじれている。まっすぐに「ギリシア時代」に戻れるような
      幸せで共通な青空を、ヨーロッパ世界のように私たちは持てない。
      
      三島、意外と面白い。意外なんて言っちゃダメだね。必読書の1つだね。
      最後の終わり方が唐突、というか、なんでこの文で終わるの? と思ったけど
      「100分名著」の解説を読んだから、ちょっと理解が変わった。
      言葉に意味なんか求めなくていい、カミソリのようなエッジの高い文章が
      読みたくなった。起承転結さえ必要とされないような・・。

      古本値段付けのやる気が起きない。このままいくと、行けないよー。。。
      うーん鬱ですな。テンション下げて、ハードル下げて、乗り切ろう。

by iwashido | 2021-05-03 16:15 | 読書日記 | Comments(0)

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