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古本LOGOSの 月1,2回古書店。

久々に読書タイム。

2月某日 まだ雪降る。車出すために除雪が必要なレベル。
     四駆ならここまで神経質にはならないが、そうではない車なので。
     確定申告の書類もなんとか仕上げたし、やっと2022年モードに。
     片付けもなかなか進まないが、忘れていた「PR誌ちくま」2月号
     をやっと読む。もうすぐ3月号が届くだろう。連載では
    「母は死ねない」(河合香織)、「最果からお届けします。」(最果タヒ)
    「吉本隆明2019」(鹿島茂)、「敗者としての東京」(吉見俊哉)等
     に興味深いポイントがある。今度大きな書店に行ったら新刊を
     探そうと思う本が何冊かある。買うかどうかはわからないけど。

     Am・‥で本を買わなくなって久しい。かといって近くの本屋で
     買うかというとそうでもなくて、金沢行った時立ち寄る書店で買う
     ことが多いかな。娘はM…で売ったり買ったりしている模様。
     スマホじゃない私には遠い世界、でもそのうちそうなるのかな。
     でも、町で唯一の総合ショッピングセンターの中には、小さな
     書店があって、総合カウンターと、衣料品のレジを兼ねて
     週刊誌・漫画雑誌・数独パズル雑誌などと共に文庫単行本も
     ちょっとある。そこで主に月刊漫画雑誌を立ち読みするのだが、
     申し訳ないので時々は本を買うようにしている。主にコミックだけど。
     今日は久々に掘り出し物の漫画を発見。
     「ちはやふる」か吉田秋生の新刊か、、と迷ったところに飛び込んだ
     「海が走るエンドロール」(たらちねジョン/秋田書店)1巻。
     
     「65歳、映画はじめます」というオビの引き文章に釘付け。
      ビニールパックしてあるから中身は読まずの一発勝負。
      年齢と、目標をちょっと変えれば自分にも当てはまる?
      「5×歳、文学はじめます」ですか?「哲学」かしらん。
      夫を亡くして日も浅い主人公65歳のうみ子さんが、
      映画館で出会ったある学生(造形大学の映像科)との関わりの
      中で「(うみ子さんも)映画作りたい側(こっち側)じゃないの?」
      と問われ、それに気がついて、娘の理解・金銭的にも問題なく
      造形大学に入学するのだ。スマホで誰もが簡単に映像を撮れる
      時代に、それでもやはり「映画」は特別なものとしてある。
      
      迷わず、いや少しは迷ったかもしれないけど、日常の中から
      「映像」へとつながる感じが(都会ならではだけど)新鮮。
      何歳になっても人ははじめることができる。
      才能とか他人の評価とかウケとかアクセス数ではなくて
      やるかやらないか、それだけだということが良くわかる。
      続きが楽しみ。2巻が出るのを待ちましょう。



by iwashido | 2022-02-23 21:36 | 最果にて。 | Comments(0)

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