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古本LOGOSの 月1,2回古書店。

カエサルの 気持ちがわかる 自衛隊風呂。

一月某日 雨のち晴れ
 子どもたちの週末支援により、だいぶ片付いて来たので、自宅で過ごす時間が増える。やはり人間プライバシーが必要。
 お日さまさえ出ていれば、何も変わらない。窓べに白菜を干して、みかんの皮を欲して、肉なしのカレーをカセットコンロでつくる。ごはんも土鍋で炊ける。
家でご飯を食べる最大のメリットは、ちゃんとした食器を支えることだ。かろうじて残った陶芸家Tさんの器、輪島塗の汁椀、九谷焼の小皿、こういうものに生きる気力をみらえる。配給物資は充分で、毎日どん兵衛やカップ麺のごはんでいい食事は大歓迎! 特に美味しいと思えたおかずは「レトルトの無印良品の筑前煮」であった。
 自衛隊の入浴支援を隣の小学校でやっているという噂を聞いたんで行ってみる。女は行列、男子はすぐ入れた。いやー、風呂は生きる気力を取り戻すね。ローマ帝国が浴場を作ったのは戦士の英気を養うためであろう。テルマエ・ロマエのマンガは面白かったね。
 でも、奥能登の人たちのこのある意味楽天性はなんだろう。普通に笑っている、炊き出しの豚汁や焼きそばにすなおに喜ぶ、ある日には「すき家」の牛丼バスが来た! この避難所は本当に恵まれている。
 わたしだけ怒ったり、正論を振り回すと家族にたしなめられる。紋切り型の言葉を使うな、感情的になるな。多分、金沢でも東京でも恵まれた土地に住んでいる人たちに現状を伝える言葉がない。フィクションとしてなら理解されると思う。事実をそのまま書けばおそらくフィクションだ。日記をこのまま書き溜めてどこかの文藝賞に応募してみようと思う。それしか今起きていることを伝えるすべはない。
カエサルの 気持ちがわかる 自衛隊風呂。_c0107612_09473514.jpg

by iwashido | 2024-01-29 09:49 | 朔のつぶやき | Comments(0)

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