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古本LOGOSの 月1,2回古書店。

やっぱり 珈琲と本は 相性がいいのかも。。。

2月某日
避難所で話をするようになった知人(前から知っている方)が、自宅や納屋が倒壊して、本は捨てるしかないから、捨てるくらいなら差し上げます、という提案をいただきうかうかと乗ってしまう。買い取りますよ、古本屋なんで、というのだが、いやーもうだめなんで、捨てるくらいなら役立ててくださいと言われ、古本屋であることを自覚する。そのままガレージに運ぶ。ガレージは大丈夫だった。請求書も来ていた。

10時から14時営業の二三味珈琲カフェに立ち寄る。珈琲無料提供の初回日よりお客は少ない、しかし、「まさかやっているとは思わなかった、うれしい」と豆を購入していく方もちらほら。現金オンリー、消費税サービスでお買い得かも。通販再開はもう少しお待ちください、とのこと。
(どこもそうですが、店内トイレは使えません。市民図書館や市役所には、比較的気持ちよく使える仮設トイレがあります。感謝😭

支援物資のお野菜や、レトルトグッズ、いわしのアヒージョの缶詰、などを頂く(これは無償)。
本当に一杯の美味しい珈琲は人を救う(コーヒー好きにとっては)。
帰り際、、年末まで預けっぱなしだった、LOGOS展示(販売)本を一度回収させていただく。
験が悪いし、今必要とされている本(漫画や絵本? 気楽に読める本?)に後日入れ替えると
お約束。珈琲に比べれば本なんて、地震の時には凶器にしかならなかったわ、とつぶやくわたしを
たしなめるように、副店長(ケーキ担当主任)が、「そんなことないですよ、わたし今落ち着いてきて
やっぱり本が読みたいな、って思うし、お店に本があるといいです」と言われそう? 本当に?
と自分で自分を貶めるようなことは言わないようにしよう、と思った。

今は地元の方たちに向けて、施しではなく自立した小さな経済を回すために、皆が自分でできることを繋げていくことが必要なのかも。いつまでもお客様気分でいてはいけない。
支援されつつも、自分ができる支援は何か、考えていかなければ。
大きな物語は、もういらないのではないか。
24時間営業する店が本当に必要なのか。
それぞれの考え方が、変わるチャンスかもしれない。


by iwashido | 2024-02-11 22:50 | ロゴス&LOGOS | Comments(0)

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