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古本LOGOSの 月1,2回古書店。

海に出るつもりじゃなかったのに。

5月某日  何年か前の、図書館員教育研修で名刺交換をしたA氏より
メール。金沢方面に行く予定があるから、そのついでにLOGOSに立ち寄ることは可能か、と。詳しくきけば、その週に行われるブックディとやまにも顔を出したいそう。それでは奥能登まで来るのは困難でしょう、ワタシらも今まだ素っ裸で血を流しているような状態なので(比喩です、実際はそこまでひどくはないけど、こころは。。。)それならワタシが金沢に出ますから、行きたいところご案内します、ということで同意。
かれの行きたいとこは「ヤキイモ図書室 ハレオトコ」だというので、ワタシも1人では行きにくい性質なんで便乗させてもらう。金沢駅で待ち合わせ、ドライブ マイ かー(荷物車ワゴン)でご案内。事前に、駐車場の場所は現地まで行って確認した。バス停の前の砂利の空き地。車2台駐車可能。この先の図書室がどこにあるのかは、Googleマップ見ただけではよく分からんかったけど、とりあえず車止める場所を見つけたのは収穫。そして一緒にハレオトコへ。
ペレットストーブで焼く、安納芋? 紅あずま? 食べ物の種類はよく分からない味音痴だが、アルミホイルで大きさごとに値段の違う売り方、Sサイズとか、おチビさんとか、ネーミングもセンスあるなぁ。そんなに大きくない居間にちゃぶ台があって、座布団や椅子に思い思いに座って読書する若い方数名。同行したA氏は著作もあり、天声人語で取材されるような有名人なのでどうしても自己紹介でご主人たちと会話する、その時間や、その言葉、音声音量などがもしかしたら読書子にはうるさいと思われたかも。それくらい、みな、自分と本に向き合っていた。

ここは、昔風に言えば大人も使える家庭文庫、本好きの社交場、ブックカフェともちょっとと違う、古本屋カフェでもない、ヤキイモ屋✖️図書館。ふーん、みんなどんどん自由になっていくね、もう何でもいいんだね、自分がそうしたいと思ってそうしたら、名乗ればいいんだね。実績は後からついてくる。
子ども向けの家庭文庫をやっていた時期もあったけれど、団体の暗黙のシバリがキツくて脱退した、そして古本屋をはじめたのに高校司書にもなった。司書で古本屋、でいられた時期がある意味一番楽しかったかも。

今は、地震の余波もあって、古本屋であることが、ちょっとキツイ。一年くらいゆっくり休めば、、、と言われるしワタシももうガチであっちこっち行けるほどの元気もないし、今ある在庫整理のために次の催事にでる。バイトのろばろごす君がやる気なので、今回からはSHINろごす、ってことでお願いします。でも本が売れるとうれしいのもまた事実で、毎朝メールチェックで「日本の古本屋」から注文メール来てると幸せ。それがどんなに安い本でも、損になるようなギリギリの注文でも、我が店の本を必要としてくれたことが、うれしいのだ。。。

別れ際に「もう古本屋やめて、図書室、図書館やりましょう。自分のリハビリのためでいいんですよ」と言われ、ぞの時は激しく同意したが、きっとワタシは古本屋は辞めないかも、、、と思った。売り上げが石川県イチ低いとしても、誰も来ないとじても、最果ての古本屋であることを誰かに譲ってしまう前に、せめて一花咲かせたいくらいの意地はまだ残っているようだ。

このようにして金沢に出たことが、実は家出の始まりなのであった。
(この項続く。。バイトくんが「仕事しろよ」とうるさいので。。)
海に出るつもりじゃなかったのに。_c0107612_10313633.jpeg

by iwashido | 2024-06-02 10:31 | 季節のできごと | Comments(0)

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