2025年 10月 08日
生きることに疲れたら空をみよう
9月某日 急に朝晩冷え込んで来て、身体がだるい。風邪症状あり。
最初はバファリン、それから風邪薬をドラッグストアに買いに行きその日は乗り切る。翌日近所の医院で検査。感染する風邪ではないという。精神的な疲れと共に、先行きの見えなさに混乱してるのが身体に出たんかな。早寝と、のんびりタイムで乗り切る。交換会は一回欠席せざるを得ない。片道三時間弱の運転はキツイ。
9月某日 自分が古本屋でいる意味がときどきわからなくなる。本は好きだけど、読むのが好きだったんで、売ることや文類することは苦手。今3箇所に散らばっている本達をどうにかして減らしたい、売ることに結びつけたいけど、その具体例な方策が見えない。そんな時に限って、日本の古本屋様から注文受注のお知らせが入る。雨垂れのように、ポツポツと。郵便事情が悪い中、少しでも早く確実に届けたいから、基本はレターパック。普通郵便は下手したら一週間かかる地域も(土日祝三連休入ったら)。家のこと考えると、今第一優先でやらないといけない「座敷の乱雑さの整頓」が出来なくなるので、一週間ほどネット受注を「臨時休業」扱いの非表示にする。せっかくリズムよく注文が入っていたのに、売上考えたら痛いのだが、自分の精神のバランスが崩れてしまっては元も子もない。お盆休みも取ってないから、まあ致し方ない。きっと出来る、乗り切れる、そう信じて少しずつ。
10月某日 10月になった。やっと秋風が涼しく感じられるようになった。
怒濤の10月。乗り切れるかしら。まずは冬ものクリーニングを第一に。去年からそのままになっていて、大事に着たい衣服、コートを今更ではあるが整えて冬シーズンに突入したい。終わらない夏はないように、終わらない冬もない。この家を修理して住む方向に主の気持ちが決まったので、いろんなことをその方向でもっていかないと。いくつかの転機がある、10月。気が重いことも、軽いことも。コミュニケーションのあり方って難しい。。。自分も大いに反省。
10月某日 栗拾いに行く。厚手の手袋と、トングは必備。これがもう少し本州の山に近ければ、熊がやって来ても不思議はない栗が落ちてくる、その横にコンテナハウスがとうとう来てしまった。いやーこの支払い帳尻を合わせるためだけに(要するに、きちんと補助金の支払いを受けるまでは)フェイクでもなんでも、「古本屋をやっています」と言うしかない。知人の企画するギャラリー個展の添え物として本を出品させてもらったり、初めてのイベントに申し込んだり(行けるかどうかはちょっと不安、、)目録作成準備もしたり、来月頭の古書フェスの準備等、やっていけるのか。もう本なんか一冊も持っていなくてもいい、と思うのだが、見ればあの本にもこの本にも未練。青い空がエールを送ってくれている、と思おう。

by iwashido
| 2025-10-08 12:47
| ロゴス&LOGOS
|
Comments(0)


