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古本LOGOSの 月1,2回古書店。

怪我の巧妙・・・

入院中というのは子どもにとっては退屈なわけで、大部屋だったし、自由に音楽を聴くことも、テレビを見るのもなんとなく不自由である。もちろんゲームなんて持ち込んでなかったし。

そこで時間つぶしに活躍したのが「折り紙」と「本(マンガ含む)」。
折り紙は100羽鶴を折るのを目標にチマチマと鶴を折る。
マンガは、この際揃ってなかった「のだめカンタービレ」を全巻揃えて、
パリでののだめ・千秋生活をトータルで読破。

本は、自分が読むために持ち込んだ『りかさん』(梨木香歩・偕成社)に
少し興味を持ったよう。梨木作品は、私は文庫でほとんどそろえているけれど、
この前ブックオフに行った時、偶然単行本版の『りかさん』を見つけて、
ふりがなふってあるし大判だし、子どもにいいかも・・・と思って買ったのを
このとき病室へ持ち込んだ。

もちろん病院では子どもは自分から読むことはなかったけれど、
「りかさん」て「りかちゃん」のこと?
とか聞いてきて、興味ありそうではあった。
退院後、なんとなく手提げに入っていたこの本を、小4の娘が読み出した。
導入部を読んで「なんか夢に出てきそうな話だね」・・・
やっぱ人形遊びをしている女の子にはこの世界は理解できるんだな。

まだ途中でほってある「りかさん」ですが、そのうち娘が読んでくれることでしょう。
by iwashido | 2007-01-31 09:39 | 読書日記 | Comments(0)

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