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古本LOGOS 「彼岸の古本屋」ときどき日記。

本に呼ばれたのかも?

連休も終わってしまった。暦どおりの四連休も、終わってしまえばあっという間で。

田植えの手伝いをするべき日と、フリーマーケットの日が重なり、
当然のようにフリマに行った。
だってこれは前からのお約束だったし。

その前日は家族で金沢に行った。
スタバでお茶したり、本屋をブラブラ、そして帰りは子どものためにデポに寄るという、いつものお約束コース。
その本屋で、思わぬ本との出会いがあった。
『文藝ガーリッシュ~素敵な本に選ばれたくて。』(千野帽子・河出書房新社)。
このタイトルの文芸批評を、昨年の北陸中日新聞の夕刊で偶然見かけてから、
図書館でバックナンバーを出来るだけ探して、書名を書き写したり、複写(コピー)を取らせてもたったりもした。それがこんな形で本になっていたなんて!
思わずほおずりしたくなるような嬉しさであった。

”志は高く、心は狭く。”

「ボーイッシュ」の対概念になるのかしら、「ガーリッシュ」。
文藝作品を読み解く新しいキーワードだと思います。
Commented by ミヤチ at 2007-05-15 12:47 x
そうそう『文藝ガーリッシュ』単行本になったんですよね〜
森茉莉、尾崎翠など取り上げられていたのを読んでおりました。
北陸中日新聞やるなあ、と思ってました。
一紙にしか掲載されなかったのがもったいない!

わたしは連休中に水戸芸術館に行きました。
「夏への扉 マイクロポップの時代」という展覧会を見に。
売店で『うめめ』を読みました。
展示されている作品より、『うめめ』のほうがマイクロポップ、
と思ったりしました・・・
かわいらしい写真集ですよね。
立ち読みするうち頬が緩んでしまい、ちょっと恥ずかしかった。
Commented by いわし猫 at 2007-05-20 11:21 x
きゃ~、『文藝ガーリッシュ』で話が出来るなんて、嬉しいです♪
あとがきによれば<東京新聞><中日新聞>にも掲載されてたようですが(同系列紙ですかね?)。
それから『うめめ』も全国展開されているようで、水戸までいきわたっているのですね~。能登町HPから、今月号の広報に掲載されているうめめちゃんこと梅佳代さんと、羽咋在住の写真家渋谷利雄さんの対談が読めます。うめめはこうしてできた、みたいなことが少し垣間見えました。

最近読んだ「ち」の本は、『物語の役割』と『水辺にて』。結局図書館で借りても買わないと気がすまなくなるんですよね~。
昨日テレビでやってた「博士の愛した数式」の映画を見て、やっと博士の愛したという「数式」の意味がわかったような気がしました。
Commented by ミヤチ at 2007-05-23 12:35 x
編集のK井さんがガーリッシュ文学を続々と企画中。
わたしは吉行理恵さんに期待しています。
by iwashido | 2007-05-07 15:18 | 読書日記 | Comments(3)

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