2008年 04月 01日
卵を孵すために。
『医学のたまご』(海堂尊・理論社/ミステリーYA)を読む。
『チーム・バチスタの栄光』等で一躍脚光を浴びた現役医師による、少年少女向けに書かれた医学ミステリー。
時は2020年、「潜在能力試験」で最高点を取った中学生の薫くん。
普段はボーっとした感じの彼が最高点を取れたのはワケ有りなんだけど、
その彼が、東城大学医学部の学生となって、解剖学研究室で研究をすることになる。
東城大学というのは「チーム・バチスタ」等でおなじみの大学病院という設定で、
関連シリーズを読んでいる方にとっては二倍楽しめるかもしれない。
アメリカに住む世界的なゲーム理論学者のパパと、息子である薫くんが、
ネットを介してメールで瞬時に意見を交わしながら
己の弱点を見つめ、大人たちの狡猾さに翻弄されながら、
自分なりの正義をつらぬいていくある意味成長物語でもある。
「医学のたまご」の英訳として、表紙に添えられた言葉は「Doctor-to-be」。
それぞれが自分の夢を叶えるために、一歩一歩進んでいけたらいい。
『チーム・バチスタの栄光』等で一躍脚光を浴びた現役医師による、少年少女向けに書かれた医学ミステリー。
時は2020年、「潜在能力試験」で最高点を取った中学生の薫くん。
普段はボーっとした感じの彼が最高点を取れたのはワケ有りなんだけど、
その彼が、東城大学医学部の学生となって、解剖学研究室で研究をすることになる。
東城大学というのは「チーム・バチスタ」等でおなじみの大学病院という設定で、
関連シリーズを読んでいる方にとっては二倍楽しめるかもしれない。
アメリカに住む世界的なゲーム理論学者のパパと、息子である薫くんが、
ネットを介してメールで瞬時に意見を交わしながら
己の弱点を見つめ、大人たちの狡猾さに翻弄されながら、
自分なりの正義をつらぬいていくある意味成長物語でもある。
「医学のたまご」の英訳として、表紙に添えられた言葉は「Doctor-to-be」。
それぞれが自分の夢を叶えるために、一歩一歩進んでいけたらいい。
by iwashido
| 2008-04-01 09:14
| 読書日記
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