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LOGOSさんの月に1,2回古書店

2018年 05月 16日 ( 1 )

人住まぬ 天からの手紙 待ちわびる

先日、片山津の「中谷宇吉郎科学館(記念館でしたか?)」に立ち寄った。
そんなに時間もなく、DVD映画も視ず、ただひたすら下のフロアーの展示を見る。

「イグアノドンの唄」が耳からはなれず、時々口ずさむ。
3回繰り返されるのは、3人の子どもの唄声なのかな?
雪の結晶をまじまじと注意してみたことはじつはないけれど、
一つとして同じものはないと、あれだけ無数の個別個体を、分類し
同定していくのが科学者の知性なのか、と驚く。

わたしにはこういう根気がない。
誰かがおおざっぱでもいい、アウトラインというか方向性を示してくれれば
それに乗って、いかにも自分がしたかのような手柄たてたような分類はできる
かもしれない。でも誰もしたことがないのに、これとこれは仲間でしょう、
これはこれの派生形でしょう、などと積み上げていくような思考は苦手かも。。、

個別の背後にあるかもしれない抽象を推論するのは嫌いじゃない、
その時目の前の個別は吹き飛んでいる、というか透けて見えてしまって
自分も含めた個別をおろそかにしてしまいがち。
個別よりも抽象が勝ったら人は生きにくい、理念に準じたり理想に押しつぶされたり。
きっとずっとそんなふうに生きてきた、だから生きにくかったのかとやっとわかった。

左目の手術をして、いままであんまり使っていなかった右脳が活性化し、
やっと人並の感情的な感覚が理解できつつある。
そうか、こうすれば人は怒るのか、悲しむのか、焦るのか。。。。
自分の感情も含めて感情は理想より下だった(私の中では)。
でもKのように、理想に殉じて命を落とすわけにはいかない。
なんとかして生き延びよう、もう少し、人生には楽しいところもあると痛感できるまで。

中谷宇吉郎が描いた掛け軸の絵に添えられた、湯川秀樹の短歌が美しかった。
その真似をして俳句(タイトル)を作ってみたが、イマイチすわりが悪い。
これは冬に輝く詩なんだろうな。


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by iwashido | 2018-05-16 23:05 | 朔のつぶやき | Comments(0)

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