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古本LOGOS 「彼岸の古本屋」ときどき日記。

本気になりたい。

3月某日。 台風並みの大風。ひたすら自宅で値段つけ作業。
      そういうとものすごく進んだように聞こえるでしょ? 
      でも実際は。。。
      ほらお昼だ、買い物だ、夕方になれば犬の散歩だとかで
      集中できる時間はとても短い。
      そのための仕事場、なんだけど、仕事場になってない。
      自宅だけでいいんじゃない? という考えすら頭をよぎる。

      人に気を使いすぎるのだろう。
      悪口を言われたくなくて、波風立てたくなくて、
      なんとか無難に収めようとして苦笑いの日々、はもう止めよう。
      誰になんと言われようといいじゃない。
      ともだちなんていなくてもいいじゃない。
      佐野洋子も「友達は無駄である」という本を出していた。。
      自分が楽しいなら、人と比較する必要はない。
      ひたすら、本を循環させるためにできることをしていく。

      それがわたしの仕事。友達を作るためにやっているのではない。
      家に、部屋に、倉庫に、仕事場に、無駄に積んである本を
      分類し、商品になるものは値段をつけ、ダメなものは見切りをつけ、
      また交換会に出し、チリ交に出し、資源ゴミに出す。
      ちまちまと値段を調べ、適切な価格でネットにも出してみる。
      声をかけていただいたイベントにはできるだけ参加。
      それだけで毎日はあっという間に過ぎていく。
      
      古本屋を名乗って丸10年、もうすぐ11年目に突入であるが
      結局この10年は(副業扱いだったし)丁稚奉公だったと思う。
      本気度が、足りない。それがこの前の交換会で良くわかった。
      マイナス10で今年が1年目の気持ちで再スタートです。

      輪島での買取、二ヶ月もお待たせしてごめんなさい。
      しかも、とても良い本ばかり! これは、スゴい巡り合わせ。
      依頼主様のお気持ちを無駄にしないよう、頑張って売ります、
      そしてそれぞれの本が必要とされる方の手に渡りますように。

   

# by iwashido | 2022-03-27 17:58 | ロゴス&LOGOS | Comments(0)

誰にも言わない。

3月某日  三連休。息子帰省。ご飯の支度に追われる日々。
      一日だけゆっくり寝坊した。毎週の長距離移動がつかれるお年頃。  
      自分のしたいこと。どこにも行きたくなくて、ただ本が読みたくて
      活字の海に揺蕩っていたくて、それが何も生み出さなくても。
      活字を読むことは快楽に結びついていて、たとえ意味がわからなくても、
      目で字を追っているそのリズムが既に快楽なのだ。
      中途半端な起承転結やオチやストーリーではなくて
      存在そのものを分析させてくれるような、見えない背景に気がつか
      せてくれるような文章そのものの息遣い、もしくはうねり。
    
      オチがあるような、泣かせてくれるような、感動を強要するような
      話は苦手、ただ活字を目で追うことが楽しい、動画みるより遥かに、
      つまりは私の快楽中枢は言語野にあるのかしらん、
      だから古本屋やブックカフェをやってもうまくいかないわけだ、
      人様に本を提供するよりまず自分が読むから、読むだけで
      時間が終わるから、値段つけたり分類したり、販売ディスプレイを
      想像したりそこまでたどり着く前にタイムアウト。
 
      奥能登に本当は古本屋なんて必要ないと思う、ニーズがないし、
      人は本にお金を払うことより他に使いたいものがある、
      200円の文庫1冊買うのさえ躊躇うような世界で
      それでもやっていくしかないしやり続けるのだけれど
      今はインターネットという武器があるから、他人を養えるほど
      の売上は目指せないけど、自分を慈しむ程度に続けていこう。
      
      零が「将棋しかないんだよ!」と自暴自棄になりながら
      叫ぶように「古本しかないんだよ、活字しかないんだよ!」と
      自分を追い込んでしまおう。
      

# by iwashido | 2022-03-20 21:18 | 朔のつぶやき | Comments(0)

今後の営業について。

3月某日  花粉が飛び散り、チューリップが芽を出し、フキノトウを食べて
      春がやってきたことを少しずつ実感しています。
      現実から遠ざかってました。宇宙飛行士が地球に帰還するように
      少しずつ重力のある生活に気持ちを戻しています。

      2月は完全予約制と、催事準備・補充で終わりました。
      3月は、月末からの催事品納品準備と、補充で終わりそうです。
      でも、それだけではいけない、と思い、勇気を出してOPEN日を
      告知していきます。
     <今後の古本LOGOS>2022年
      3月11日ー13日(出張のため完全不在)
      3月19日(土) 10時半ー16時 (どなたでも来店できます) 
      3月21日    買取予約(出張)のため不在
      
      3月28日(月) 東急4Fヴィンテージマーケット出店(納品)
      4月1日 (金) うつのみやの上林店の古書市終了日(撤収日)
      4月2日 (土) 11時― LOGOS店舗にて整理
      4月5日 (火) 午後 OPEN
      4月8日 (金) 交換会/ヴィンテージマーケットレジ当番
     (当面、木金は完全店休日、土日どちらかはOPEN、もしくはイベント)

      4月からは、催事でのレジ当番なども入るので、店舗のほうは
      週1回くらい定期OPEN(催事優先、その合間の土日火等)
      やっていきますー。本を読みましょう、売りましょう。
      <LOGOSのHP>

今後の営業について。_c0107612_17562922.jpeg

# by iwashido | 2022-03-16 09:04 | ロゴス&LOGOS | Comments(0)

ときどき、ドキドキ。

3月某日 最近地震が多い。立て続く。だいたい震度2か3だけど、
     いつだったか夜中に4レベルだったら、アラームとか警告音まで鳴って。
     最近はドキドキしながら寝入ったりする。

    それとは別に、ときどきポストまで歩いて郵便物を出しに行く。
    たいていは車で、いちばん大きい郵便局まで出しに行くのだが、
    車に乗れないことがある。それは、昼間からアルコールを飲んでしまう時。
    がっつりビール、とかウヰスキーとかいうのではありません。
    梅酒レベルの、玉子酒程度の、風邪引き予防の、暖まるためのDRINK。
    地元の酒屋さんで、山形産の果実酒のフェアをやっていて、
    山形は果物の生産が盛んで、その果物をつかったいろんなお酒があった。
    桃、とかブドウ、さくらんぼにマンゴー。オレンジ色にひかれて
    マンゴー酒を買ったのが冬のこと。オレンジジュースに少したらして、
    レンジでチンして飲むと、おー、しあわせ♬な味がした。

    それで病みつきになって、うちで作ったいろんな果実酒や、
    ホットミルクに珈琲リキュールを垂らして飲むと、これが効くのだ。
    きっとお酒に弱いんだね。飲んだら乗るな、が原則なので
    そういう時は、歩いて郵便物を出しに行かなければならない。
    歩いて行けるところにポストがあって良かった、と思う。
    最近は郵便局も土日の普通郵便配達を停止したり、
    配収間隔も一日2回が1回になったり、コスト削減とデジタル化で
    手紙やはがきを出す頻度は減っている、だけど手紙もいいしハガキもいい。
    私は通信販売用の荷物を未だにどこの配送会社とも提携もせず  
    自分で持ち込むので、荷物の回収に来てもらえないので仕方ない。

    歩いて行けるところにポストがあるのはいい。
    それは、歩いて行けるところに駅があったり、図書館があるのと
    同じくらい大事なことだ。なんでもかんでも車が常識のような
    ドラッグストアの乱立や、コンビニの乱立を見ていると
    わたしたちは本当にこんな社会になって欲しいと思っていたのかな、
    と過去の自分になってみる。便利になったのは悪くないのかも、
    その代わり車が運転できないとどうしようもないなんて
    本当にそれでいいのか。買う側が真剣に考えなければならない時代は
    もう終わったのだろうか。。既定路線にそのまま乗っかって
    思考停止だけは、さけたいものである。
    テスト前一夜漬け、のような仕事の仕方を改めなければ…。はあ…。

# by iwashido | 2022-03-14 17:35 | ロゴス&LOGOS | Comments(0)

数とは何か、そして言語とは?

3月某日  前から気になっていたコミック『数字であそぼ」の第1巻を入手。
      月刊雑誌で立ち読みしているものの一つであるが、
      最初がよくわからなかったのでもやもやしていた。
      運よく立ち寄った書店で見つけてしまい購入。

      主人公は、暗記力だけで小中高の勉強を乗り切ってきた秀才君。
      地元(奈良県の某所)では「我が校始まって以来の天才」と
      称され、ノーベル賞目指して「吉田大学理学部(京大と思われ)」
      へ進学。一般教養の2限目の授業が「微積議論」だったか、
      とにかく数学系の科目で、主人公は一度見た文字を暗記する能力
      には優れ、「どんな難しい問題が出るのか」わくわくして待つ。
      そこに現れた教授が「それではまず、数字を作ってみましょう」
      と言って、数を定義する。自然数、有理数、無理数。。。など。
      そして「切断」という概念を説明するのだが主人公は板書は
      一度みたらすぐ描き写せるが、内容は理解できない。
      そして、前にいた女子が、書いた紙をぐしゃぐしゃにしているのを見て
      「ここにもわからない人がいた」と安心するのだが、彼女は
      「あー、もやもやしていたのがよくわかった! 大学の数学は
       こんなに丁寧でよかった(理解できた)」的な発言をする。
      そして「本当に理解できたの? これでどうやって問題を解くの?」
      と尋ねるが、「数学で必要なのは考えることでしょ?
      定理も公式も考えれば作れる。重要なのは問題を解くことじゃない」
      と宣う。そして人生初めての挫折を味わい、(今まで問題が解けな
      かったことは、きっとなかったのだろう)2年間休学する。。。
      という始まり方なのだった。
       
      大学あるある、かもしれない。
      狭い世界でチヤホヤされ、その地域では一番、秀才でも、
      広い世界に出て挫折を知ることは重要。
      今既に、皆自分にとって心地よい情報に囲まれて暮らせるし、
      フォロワーだかファンだか知らないけど、いいことしか
      言わない人としか交流しないで、何かいえば炎上するような
      言論環境で、まともな議論も論調もうまれずらい。
      言葉が、通じない時代。自戒をこめていってる。
      学問ですらビジネスの対象だ。
      もっと自分で考えよう。必要なのは答えじゃない、
      問いを作ることだ。良い問いを立てれば、答えは自ずと出てくる。
      今回のウクライナ侵攻で、グローバル経済の脆さが奇しくも露呈した。       原油価格はまだまだ上昇するだろう、小麦価格も、
     ロシアの上空を飛ぶ飛行機は撃墜されるかもしれない、そういう
     可能性がゼロではなくなった。
 
     恐ろしいと思う、戦争は良くないと思う、でも無抵抗が死に直結する
     時、無抵抗でいられるのか? 兄弟喧嘩でも始まったら必死だ。
     沖縄が独立して、そこに日本が侵攻するような構図を想像すれば
     近いのかなぁ。。。(独立されたら困る要因があるから?)。
     ただし海によって隔てられてはいない、地続きの地域で。
     
     わたしは数学のことはもはやよくわからないけど、
     どちらかといえば漫画の主人公のように、答えから問題を解いていた
     狡賢さだけで高校までの勉強を乗り切ったから、今も含めて苦労している。
     方法、わからない。手順、考えない。行き当たりばったり。
     進んだら、止まれない。サヨリのように真っ直ぐしか進めない。
     最近やっと、方法とか手順とか段取りの重要さに気づいて
     今までの力任せの人生から少し舵を切ろうとしている。
      
     言葉すらフィクションかもしれないけど、その言葉によって
     私たちはかろうじて世界を形成し、保ちつつ生きながらえている。
     自分の言葉を信じ、信じられる他者を作り、世界を渡っていこう。
     まずは自分を信じることから。孤独を乗り越えて進んでいくのだ。
      

# by iwashido | 2022-03-09 20:35 | 読書日記 | Comments(0)

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