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古本LOGOSの 月1,2回古書店。

おばさんは ナビではなくて 地図が好き。

2月某日 今日は寒い。
出かけて帰ってきたので、朝はちょっとお寝坊。
でもぎりぎり弁当持たせて送り出す。いつもののっけ弁当。
朝もなかなか動き出せず、今日はぜったい接骨院でマッサージと
宅配便を取りに行かねばならない。それから水の補給。
雨水ももちろん貯めているけど、飲食には飲料水をまだ
使いたい、と思うレベル。そういう意味では終戦後よりはまし?
今月いっぱいで閉店してしまう、オヨヨ書林せせらぎ店さんに
昨日たちよってきた。家人から頼まれていた全集(年末に打診)、それから見れば見る程欲しい本がたくさん、だけど今日は限りがあるので、マン・レイの写真集と、スーザン-ソンダクの小説と、加藤洋子の「戦争まで」を買ってしまった。29日までにもう一度行けるものなら行って、絵本系を全部買い占めてしまいたいくらい。だから行ける人はぜんたい行った方がいいです、どうしてこんな素敵な本屋さんが閉店してしまうのか、詮索はしない、でも本当に辞めるならLOGOSのほうが先であるべきだろう。
給水をするとちょっとほっとする、すくなくとも安心な水を飲めることは生命維持の第一ルール。食べ物はなんとでもなる、
フキノトウを探す元気はちょっとなくて、馴染みのスーパーで買い物して帰る。みんな普段着の顔にマスクだから、誰がだれだかわからなくて、二人の知人と久しぶりの再開。話し込む人と、ハグをしあう人と。パソコンの調子が悪いしiPadでは入力ミスが多発しなんかイライラする。ハー、今日もまた仕事なんかできなかった、こんなくだらない日記書くためにパソコンの前に座っているなら、散らかっている本を積み上げ、並び直し、きれいにして値段をつけるなり、交換会に出すように準備するなり、することはたくさんあるのに動けない。夕方になればまたご飯の準備、はーやっぱり金沢脱出して一人暮らしするかな。もう自分の好きなことしかしたくありませんが。でも金沢行くと、今度は別の方のお世話がついてくるので、それなら珠洲のほうがまだましか。
自立せよ! と言ったのは誰でしたっけ。
空腹な時でも、地図で想像する力を教えたお父さん(「おとうさんのちず」)はえらいな。やっぱ残るは食欲なんでしょうか。。。
★お知らせ★
 当店に連絡を取りたい方は、ブログ下記に表示される<Links>の「LOGOS 彼岸の古本屋」HPより「お問い合わせ/もしくはコンタクト」ページのフォーマットをご利用下さい。
おばさんは ナビではなくて 地図が好き。_c0107612_23295448.jpg

# by iwashido | 2024-02-26 23:31 | 読書日記 | Comments(0)

寿司食えば 元気出るなり 氷見の海。

2月某日 晴れ
リフレッシュにまた氷見まで出向く。今度はダンナも連れて、総湯いこう、お寿司食べよう! と誘う。ほら、運転はわたしがするから昼飲みもオッケーだよ、ということばに渋々同意。金沢行くほど疲れない、七尾より空気感がいい、海に向かってひらけた町。 
総湯で小一時間、12時少し前には寿司屋へ、この前より駐車場の混み具合も少なく空いている感じ。待ち時間なしで一番奥のテーブル席に案内される、ラッキー💕
基本的に彼は酒飲みなので、いきなり熱燗に行っちゃうヒト。寿司はツマミだ、今日の気分はイカだな、ブリ、この値段はない(高い)でしょ! とハマオカの感覚で言っちゃーダメよん。
わたしはスタンダートに、サーモン、マグロ、ネギトロ、アジとノンアルコールビール。やっぱ連れがいると気を使ってしまって思う存分好きなものを頼めない(タッチパネルだから、たのめばいいのだけど。。)。今度はまた一人で来よう、と決意。
荒汁に一品モノで締めて、会計してもちょうど良いお値段。昼から寿司屋で酒飲む、なんてもう被災者じゃないな。そろそろ避難所通いも卒業しよう、コメはあるし、野菜あるしもらうし、とうとうコンビニも再開した(時短営業だけど)。復興ってなんだろう、家を失った人の哀しみや辛さがわからないように、一年程前に起こったトルコシリア地震のことなんか全く忘れているように、私たちは自分の目の前にあること、自分の楽しみや快楽にしか興味ないのかも。だから能登地震のことだって忘れられて当然なのだ、当事者じゃない人にとっては所詮他人事。だから、当事者研究としてこのレポート(日記)は今後もつづくだろう。
その後、総湯で見かけた「氷見昭和館」に行きたい、と連れがいうので売店の案内所のお姉様に地図で行き方を教えてもらう。基本的に商店街通りを南に真っ直ぐいく。ちょっと迷いかけたが、十字路に看板が出ていたのでなんとか辿り着く。駐車場も完備。な、なんだ、これは! ボンカレーやオロナミンCのブリキ看板から、映画のポスター。機関車トーマスとアンパンマンがお出迎え。中に入ると、入場料の徴収、そりゃそうですよね、ボランティアでも公共施設(図書館的な)でもないのだから。
ダンナとこの昭和館の主人は、お話しがあうようで、いろいろ語りあっている。その隙に扉を開けると、そこには昭和のシングルレコードが壁面展示。そして下にはジュークボックス。へえ、珠洲から来たの、というとサービスに一曲かけてあげましょう、本当は100円なんだけどね、、と「木綿のハンカチーフ」をサービスしてもらう。へえ、ー音がいいですね! やっぱ手入れしてるんですか、そりゃそうよ、オレ昭和大好きだしさ、ここで死んでも構わないもん。。。。というほどたしかにその建物内には昭和グッズが溢れていた。
ブリキ看板はいうにおよばず、むかしの文房具屋(閉店した店の在庫を買い取ったという)、ジャングル大帝やひょっこりひょうたん島のプラモデル、マガジンやプレイボーイなどの雑誌、古いジャンクカメラ、コカコーラの木の空き箱に中身入りコーラ、薬屋グッズに、ちゃぶ台や昭和のテレビetc.etc.…たくさんのプラモデルのとなには、ダットサンにペスパまで! あの、失礼ですが、古物商なんですか、わたしら古本屋なんですけどね、いやいや、俺はただの物好き。だいたいオークションとかで落とした。買い取りはしてないけど、もらってくれといわれたり、知り合いが店閉めるって聞けば相談して処分に協力する。それってもう古道具屋の範疇じゃないかなーと思ったけど黙っておく。
最初は昭和の喫茶店的なノリだったんだけどいろいろ増えちゃってね。赤い丸ポストがあったので、これはどうしたんですか、(郵便局から)もらえるものなの? と聞くと、それはないよ、オークションだよ、でも送料で三万くらいかかったかな、と聞いて絶句。下手な古本屋より本気度がハンパない。こういうお店があるくらいなんだから、珠洲に誰も来ない古本屋があってもいいのかもしれない。次のお客様が来たようなので我々は退散…。
今、珠洲の被災現場を丹念に探せば、昭和館くらい簡単に再現できるかも。いや、この際再現すべきは明治、もしくは江戸末期かもしれない。明治維新のツケをここで支払ってやる。近代化は本当に正しかったのか。何処かで曲がる角を間違えたのではないか。昭和館で昭和グッズに埋もれて死んでもいい、といった彼の気持ちと、わたしは意外と近い場所にいるのかもしれない。
寿司食えば 元気出るなり 氷見の海。_c0107612_17141744.jpeg

# by iwashido | 2024-02-26 23:23 | ロゴス&LOGOS | Comments(0)

2月はいつも逃げていくよに過ぎてゆく。

2月某日
10時半頃、ちょっと揺れる。犬が騒ぐので、散歩か気分転換が必要。ちょうどレターパックを出しに郵便局行かないとダメな用事があったので、撤収してきた段ボール積みぱなしの荷台に、少し場所作って犬乗せら素直に乗った。本を齧るなよ、と言い聞かせてまずは郵便局本局でポストイン、年末前に頼まれていた本なので、これだけは発送しなけてば。まだ通常の注文を受ける気にはならないし(どこにどの本あるかわかりません)、大きなイベントに出る勇気もない。人に会うの怖い。同情されるのもやだし。別にフツーだし、これでふつうだと思っている時点で、ふつうではないのだけど。
それから比較的空いている給水所に寄ってペットボトルに水貯める。ボランティア支援の方が、大判焼きのようなものを無償提供者していたもで、頂いてしまった。みかんはたくさんあるから大丈夫。今日はヒヨドリさん来てなかったなー。。。
それから、せっかく車手に入り、道路も徐々に良くなっているのだから、現地確認をしようと決意。写真はとらない。記憶に収める。とはいえ、犬も積んでるので、雲津付近まで。本当は寺家(須須神社付近)も行きたい、狼煙も行きたいのだけれど。。。遊びではない、ジャーナリズムの基本としての現場の雰囲気を五感で感じることだ。もう六週間もたったら当時の悲惨さは薄れているかと思うけど、そうでもない。何も進んでないところも沢山、手のつけようがない、というもが事実。もちろん、飛び出したマンホールはマイルドに埋められ、段差にはできる限り砂利やアスファルト仮舗装がなされ、三角コーンが立てられ道はずいぶんましになった。でも。倒壊した建物は。一階が押し潰された家は。崩れた瓦屋根は。言葉がない。でも安易な写真にもしたくない。
この写真は、我が家の農業様ハウスがある場所に立っていた、納屋倒壊の様子。こんなの全然マシなんです。ふつうです。ちょっと歪んだ平行四辺形の建物が、カンデンスキーの抽象画のようで、斜めになった電信柱さえアートに見える。そういう二重思考(ダブル・シンキング)に逃げないと正気を保てない。1984年なんて、とっくに現実になっていたんだなと痛感。僕たちはどう生きるんだい、このリヴァイアサンが跋扈する世界で。
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# by iwashido | 2024-02-26 23:20 | ロゴス&LOGOS | Comments(0)

土器(かわらけ)を 割って祈るは 吉祥吉日。

2月某日
土器(かわらけ)割りをするー‼️
壊れた陶器、ちょっと欠けたけど大切な思い出、と思っていたマグカップ二つを、思い切って、石にぶつけて割る。
それは怒りではなくて、再生への祈りだ。
福井県の、三方五湖に行った時、高台のロープウェイで上がった展望台、売店のある一角に、小皿を投げて運を占う神社があった。そんな感じ?
割れた陶器は、ヒビ割れた土台や通路の割れ目に埋めて、もう一度大きな地震がきても人身御供のように守って下さい、と祈りを込めておく。思わず口ずさむ歌は、ユーミンの「守ってあげたい」。。。
♪You don’t have to worry worry,まもってあげたいー、あなたを苦しめる全てのことからー🎵
守って欲しいのはこっちなんですけど。
静御前か巴のような感じですかね。結局は友情に負けるのだが。ともだちおらん人やしなー。。。。
やっぱ、能登には平家物語が似合うね。
土器(かわらけ)を 割って祈るは 吉祥吉日。_c0107612_10265275.jpg

# by iwashido | 2024-02-16 10:27 | ロゴス&LOGOS | Comments(0)

生きるってこんなに大変なことだったんですね、と思う立春。

2月某日 晴れ。
 病院へ行く。けっこう有意義な会話をする。震災ハイになっているのでは。眠れてますか、食べれていますか、困ったことは? 眠れていますし、何やかんや三食食べているし、今日はダンナの弁当も作りました(炊飯器使えるし)。
 困っていつことは?、、結局は排泄物の始末ですかね。。と尾籠なオハナシ。いや、処理セットはたくさんあるんです、でもバンバン使うと減るでしょう、どれくらい長丁場になるかわからないしねぇ。。ちまちま使っているんです。庭があってラッキーですが、もうこれは、腎臓結石手術をした後の、「蓄尿」だと思って、カップラーメンの器にとって、それをペットボトルに入れて、まとめて庭に撒きます。ダンナはぜんぶ外で穴掘って済ませます。むかしに戻ればいいのじゃないか。おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川に洗濯に。そしてどんぶらこ、と桃、もしくは一寸法師が流れて来るのだ。
 むかし、学生時代の哲学の先生は「所詮糞尿袋に過ぎない現存在、こと人間」と言ったけど、本当にそうだなぁと思う今日この頃。
 銀行に行って振込んで、郵便局行って郵便物もらってきて、市役所行って軽自動車の税金かからんように止める申請(潰れたから)をして、ハマオカで買い物して帰ればもう昼前。ゆっくりご飯を食べてコーヒーでも飲みたいところであるが、なんかインスタントのカフェオレ気分。iPad使おうと思ったら電源切れ、LINEに来ていた発送住所も見るに見られない。でもスマホはイヤダ。
 これ以上情報に踊らされたくないわ。フワっとしたウワサやあるあるネタじゃなくてー、井戸を彫るみたいに深く深く考えるには絶好のチャンス。もう誰もわたしを止められないぞ。自分の道は自分で見つける。首を抱えてる歩くのが、本来の「道」という漢字の原義であろう、と白川様は言った。早くどこかに埋もれている「字訓」を探し出すのだ。本なんか全部売っぱらってやるー(交換会でね)。人生リセットする最大にして最後のチャンスかもしれない、今。いま。NOW。
生きるってこんなに大変なことだったんですね、と思う立春。_c0107612_10220131.jpg

# by iwashido | 2024-02-16 10:22 | 朔のつぶやき | Comments(0)

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