人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

古本LOGOSの 月1,2回古書店。

あれから1ケ月、四時十分が怖い。。。

2月某日 雨。
朝から忙しい。コインランドリーに予約に行ってそのまま預けて、郵便局まで歩く。OPENまで少し時間があったので、上戸の浜でビーチコーミング.収穫は貝殻3つと石1つ、笛になりそうな竹の棒? そのまま堤防に腰かけて、読書。「かえるくん、東京をすくう」。かえるくん、ー奥能登も救ってくれないかな。
 常連の小さいスーパーに、なんと「ブリの刺身」が出ていたので買って帰る。田んぼ道を歩いて帰ると、なんと田んぼの用水とは違うところから水が湧き出して、道路を水浸しにしている.用水の栓を閉めても止まらないので、市役所に電話。水出ないとかいってますけど、ここ湧き出してます。。。水脈が変わるほどの地殻変動?
雨で濡れて寒いので、そのままどん兵衛で昼食。だいたい朝もろくすっぽ食べずにダンナの出勤に合わせて出てしまった。Hungry になるとAngry になる、と言ったのは昔の文化人類学の先生だった。
それから少し満たされたお腹で、賢人会議.参加者は、プーさん、YONDAくん、道真くん、わたし(LOGOS)。議題は、変身した町でどう生きるか。LOGOSをどうするか。結論は出ない。ただのおしゃべりで終わる。美味しい珈琲を飲んで、仕切り直そう。
あれから1ケ月、四時十分が怖い。。。_c0107612_22093589.jpg

# by iwashido | 2024-02-11 22:10 | ロゴス&LOGOS | Comments(0)

ふるさとは あまりに 遠し・・・

2月某日 晴ときどき曇り

ふるさとへ 行きたしと 思えども
故郷は あまりに 遠し / 立山連邦が美しい、新潟県まで見通せるほどに。。。
見えることは希望であり、見せられることは絶望にもつながる、
パンドラの箱の最後に出てきたのはなんだったかしら。。。
背後には、アート、アート、あっと驚くタメゴローなのでした。
緑色の浮き玉、ゲットしてきた。犬を連れての小さな冒険。
お昼は、実家からの差し入れのメガ盛りカップヌードルとコンソメパンチで昼飲みー。車ないから気楽ね。本の整理は明日にお預け。
ふるさとは あまりに 遠し・・・_c0107612_17141744.jpeg
ふるさとは あまりに 遠し・・・_c0107612_17145611.jpeg

# by iwashido | 2024-02-11 22:03 | 朔のつぶやき | Comments(0)

新しき誕生への胎動は、痛みが伴うのだ。

1月某日 晴れ。洗濯日和。
 最近投稿があまりにも深刻ぶった、ふた昔以上前のインテリゲンちゃんのようになってきていたので、反省。
FBは楽しい話題を提供するところでしたね。
 朝のラジオニュースで、ガザ地区避難民の様子を聞けば、今の自分がいかに恵まれているか分かる。新鮮なペットボトルの水が週に一本、食べ物を運ぶトラックは通常の十分の一以下、井戸はあるが油臭い、海はあるが、塩からい。。。それに比べれば。空爆もない。地震なら仕方ない、と諦めもつく。
この状況を笑い飛ばすために、宮藤官九郎さんに「あまちゃん2」を作ってもらうしかないのではないか。母親になったアキ(のん)が、海女の交流で輪島に来る、舳倉島などでアワビを取ることに目覚める、そして大地震に遭遇。焼け野原になってしまった朝市通りや、のと鉄道の復興、船の文化の復活などをドラマにするのだ。もちろん、さかな君にも、登場していただきましょー💕 ギョギョギョー、のジェジェジェー、である。
朝の冷たい光の中で、本棚を立て直していたら、まだ捨てたくない本がやっぱりあることに気づいた。本はやはり背表紙を見せて、キリリと立っている方がいい。良い倉庫は良い佇まいをしている、と言っていたのは誰だったろうか。。。


新しき誕生への胎動は、痛みが伴うのだ。_c0107612_17163510.jpeg
新しき誕生への胎動は、痛みが伴うのだ。_c0107612_17171299.jpeg
新しき誕生への胎動は、痛みが伴うのだ。_c0107612_17163510.jpeg

すべての

# by iwashido | 2024-02-01 21:13 | 朔のつぶやき | Comments(0)

人間は 大地に喰われるほど 自由だ。

1月某日 晴れのち曇り
 午後、犬の散歩で海のほうまで行ってみた。浜の畑、義母が白菜や大根を食べきれないほど作る畑。そこまで津波が来たとみえて、大きな柱や材木が来てたとダンナは言ったけれど、私が行った今日の時点ではめぼしいものはなかった。流木アート、作りたいよね。隣の畑の敷地に大きな緑色のガラスの浮き玉があって、あ、ー欲しい! って思ったけど、片手には犬の紐、片手には大根二本(義母の、盗んだわけではない)と杖もをっているからこれ以上は無理だな。
 立山連邦が雲間に見える、天気は下り坂なんだろう、何も変わらない風景がある一方で、倒壊した家、一階部分が潰れた家屋、道路の段差、微妙な亀裂などがあり今また津波きたらイチコロだよなーとも思う。でももう、生も死もそんなに変わらないような気もする、もうどこにも行きたくなくて、だんだんひとが少なくなる集落に留まってここがどうなって行くのか見届けたいような気もする。
藤原新也か、土門拳のような写真家がいま珠洲にくれば、ーいい写真たくさん撮れるだろうに。。。。
人間は、犬に喰われるほど 自由だ。

# by iwashido | 2024-02-01 21:09 | 朔のつぶやき | Comments(0)

三四郎が 言われた言葉を 思い出す。

1月某日 久しぶりにゆっくり新聞読む週末。
 「北陸中日新聞」記事によれば、北陸や能登の文化財にも大きな被害が出ている模様。人が生きるか死ぬかのギリギリの生活水準にも満たないプライバシーもない避難所で、食べ物が当たる(配給される)だけで満足、という謙虚な老人から、家が潰され仏壇も位牌も取り出せず着のみ着のままで避難所暮らしに突入した人も大勢いる。でも、何より大切なのは、人としての生きる尊厳だ。

 二次避難が推奨されている、それはわかる、でも、例えばチェルノブイリ原発事故のときのことを思い出してみよう、すぐ戻れるから、とバスに乗せられそのまま二度と故郷に戻ることが出来なかった人はいなかったか。かとおもえば、『チェルノブイリの祈り』に出て来るように、被爆した夫の側を離れようとしなかった妻の話、この人はもう人間のレベルではありえない放射線を浴びたのですよ、あなたが近づくことは危険です、と言われてもこれは私の夫なんです、どうしてそばにいてはいけないの? と訴える妻を愚かな、と言えるだろうか?
 珠州ー金沢間を昨日日帰りで往復した家人が言う、昔は海沿いの249号しかなかったから、この海沿いの道をひたすら走って金沢行ったもんさ、途中のドライブインでエビフライ食べてさぁ、美味かったな。昔から人が通った道は強いね、残っている、でも山を切り崩し、土盛し強引に橋をかけてつないだ道は今回の地震で殆ど崩れたね、徳田大津から横田まで開通したとはいえ見るに耐えない崩落が各所に。
 私にはよくわからないけど、ちょっと何もかも急ぎすぎだ。能登から金沢まで三時間半かかってもいい。洗濯は雨水を溜めて手洗いすればいい。排泄は循環するように畑か、コンポスト式トイレを作ればいい。皆が温水器便座なんて、それが世界水準なの?
 大切なのは自分の尊厳は自分で決めることだ。空気読むな、異分子になれ、安易な同調には要注意、足並みを揃えるな、Individual であることになれない日本人には酷な話しか。またお国のため、と同調するな。歴史に学ばず、古典を疎かにする国は滅びるだろう、この国のように。
三四郎が 言われた言葉を 思い出す。_c0107612_21062459.jpg

# by iwashido | 2024-02-01 21:06 | 朔のつぶやき | Comments(0)

Ms.LOGOS's once or twice a month Used Book Store