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古本LOGOSの 月1,2回古書店。

冬が来た。

12月某日 Winter has come.

冬がきた。まっすぐな冬が来た。ぼくは冬が好きだ。
冬よ、ぼくに来い。。。……なんて詩に憧れたのはいまは昔。
寒いのは、ヤダ。電気代、灯油代いくらかかってもいいから寒いのはなぁ。。

なんか、いろいろ転けてばかり。まっすぐには進まない。
日々の生活にそもそもヒビ入ってるんだからしょうがないでしょ。
いいことと、あんまり宜しくないことが交互にやってきていて、
いいことは、今週末「蔵前ちくま書店」というイベントで、ロゴスくんエコバッグを販売してもらう。能登半島地震復興応援の義援金箱も会場に設置してもらう。昔の職場(何十年も前のことなのだが………)ということで、特別な便宜を測っていただいた。なんの借りも返せずに今日になった。途中入社で採用されて、営業で書店担当女子が珍しかった頃、インターネットもスマホも無くて、ファックス通信が最先端だった頃、営業が注文の電話取ってた頃。。昭和から平成に変わった直後でしたかしら。それなのに3年で寿退社。会社的にはサイテーなヤツ、ですよね。
平成は遠くなりにけり。

という訳で、本好きのみなさん、筑摩書房の本が好きなみなさん、12月7日、8日の土日は、11時から午後5時まで。蔵前二丁目の筑摩書房本社ビルの1階と4階で、筑摩書房の新刊を手に取ってみて買える、「蔵前ちくま書店」が開催されます! 割引があるかどうかはわからない、でも普段書店の棚に並びきれない本はあると思う。ぜひ、都営浅草線蔵前駅降りてすぐの、筑摩書房ビルへGO!
わたしも新しい本社ビルには行ったことないんだ、、迷子にならずいけるか?

★古本の販売はありません。。少し持っていこうかしら、筑摩のレア絶版本(ないけど。重たいからしません)。

昔を知っている人には懐かしい、このイラストのエコバッグが販売されます。
宜しくお願いいたします😅

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# by iwashido | 2024-12-12 08:28 | ロゴス&LOGOS | Comments(0)

この町のどこかに必ず「行き止まり」  通行止と回り道だよ人生は

2024年11月25日(ということになっている)  アラビアン・ナイトを読もうとおもって、古本の山の中から「岩波少年文庫」の下の巻を引きずり出してきた。読もうと思った理由は、隣町では、公費解体する家や倉庫や建物に❌印(実際は青いバツマーク)が描いてあるのを見て、家人が「千一夜物語」にあったよねー、そういう話。お姫様か宝物の居場所を分からなくするためのモチーフだという。そういえばコヤツは、ちくま文庫の「千一夜物語」全巻、「デカメロン」上下や「夢野久作全集」ももっている強者だった。幼い頃、きちんと少年少女文学全集を読んだ類い。わたしはそこまでの幼年期の読書体験はない。図書館はカムフラージュの場所、逃げ場、マンガ読める所、勉強する部屋として場所としての図書館利用者だ。読書は大人になってから身に付けたこれまた読んだふりするタイプ。あとがきから読んだり。ミステリーも結末から読んで逆算したり。まったくきちんとした読書家ではない。なんとなく、、、と思って手を伸ばした本が当たりだったり、感はするどいが、最初から最後まできちんと読了した本なんてどれくらいあるかしら。。。

もう最近、頭混乱して、片づけが出来ない。毎月の経費計算も家事費(家庭生活で必要なレシートとそうでないもの)の区別も出来ない。それなのに現金派。めっちゃIT化社会に乗り遅れてます。敢えてそうしてる節もなくなくない。
石油ストーブ、使ってます。ダンナはアラジン派。レコード、毎晩のように聞いてます。いまだにCD、郵便レンタルDVD派。サブスクというのを信用してない。物には対価、タダより高いものはない、と思っている。二人ともガラケーです。パソコンはWindowsと、iPad 。Windowsがめっちゃ重たいので、買い替えも検討中。画像やYouTube系はあんまり見ません。たまに探すけど、インスタもTwitter(X)もしない。もう情報多すぎ。新聞とテレビかラジオの天気予報だけでいい。

とか言いながら、NOTEなんかに投稿してるのはやっぱ下心ありあり? うーん、投稿しやすい作りにはなっているとおもう、でもこれだけでどうなるというものでもないだろう。。。

はー、ちょっと家の中の定位置を見つけて、今月はあとスローに家を片付けます。🎵ふーゆーがー、来る前にー、もう一度、整頓と〜巡り会いたい〜……。

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# by iwashido | 2024-12-12 08:24 | Comments(0)

読書とは 己をうつす 鏡であった

11月終わり頃の日。(Noteからの転載)

昔、好きだった詩集を書いたひとの、別の本を見つけた。いろいろなところに書き溜めたエッセイや書評、日々日記など十数年くらいのものがまとめられたエッセイ集。

文章は上手いと思う、教えるのも上手なんだろう、だけどなんだろう、わたしがイメージする詩人とは違うなぁ、と思ってしまった。
この人は、自分のことが大好きで、自分のことを後に続くヒトのためになんとか書き残そうとしている、収入のために頼まれた仕事は断わらない、すごいなぁ、すごいのだけれど、自分>言葉、なんだなという読後感?
えらそうにこんなこという自分も、自分のことばっかり描きやすいとこだけ
書くから、伸びないんだよな、、、というのはわかっている。

突き抜けたい。革命を起こしたい。自分自身に。
いや、元旦の地震は革命への第一歩だったのかもしれない。
そこから抜け出すもとびだすも留まるも、全て己の決意次第なのだ。
決断出来ない自分がいるだけだ。

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# by iwashido | 2024-12-12 08:18 | 読書日記 | Comments(0)

ルーティンこそ 人生かもしれぬと気づく還暦

11月某日  今日は良いお天気。あしたから雨、最悪雪予報。
      珠洲滞在週は、いえの台所で少なくとも午前は仕事をしようと、
      ネット商品の入力などをするが、はかどらない。
      宅配便が来たり、来客、回覧板などいろいろ邪魔がはいる。
      邪魔ではないのだが、集中したい、せめて1、2時間。。。

      そのためにはiPadを持って、入力する本を数冊布バッグに入れ、
      パソコンもしくはiPadを持参して図書館の自習室に行く。
      午前中は学生も来ないし、読書する人も昼過ぎが多いし、
      図書館🟰公費解体受付場所だと思われているから、独り占め。

      紆余曲折あったがこの場所に図書館があって良かったと思う。
      本来なら図書室の中に入って本を選び、調べ、読書に耽溺したいが
      どうも今の自分の頭はそれを拒絶する。本は、商品にしか見えない、
      もしくは処分されるもの。。。頭のキャパシティが著しく低下。
      震災後の高揚感と、夏休みの手術入院でのハイテンションが、
      冬を前に落ちてきている感じがする。。。


11月某日  朝ラジオで谷川俊太郎氏の訃報聞く。
       ちょうど数日前、少しだけ本を読む置いてもらっている
       Nカフェさんに、谷川さんの初期の詩集を値段格安で置いてきた。
       見つけた人ラッキーです、呼ばれた感じ。。13か14日だった。
       自分も、旧店舗は解体申請中で、どうなるかわからないけど
       今そこに郵便物は届かない。転送期間の一年ももうすぐ来る。
       だから郵便物がちゃんと届く住所で名刺を作ることにした。
       来月ちょっとイベント呼ばれて都会に行くので、、、とはいえ
       売ってもらうのは本ではなく、当店オリジナルエコバッグ。
       それでも。会う人に、今こんな状況です、と伝える為にも
       名刺は必要。心機一転、はじめるためにも。
       とりあえずは楽しく過ごしたい。いつも優しいだけの人間では
       いられない。怒りもする、落ち込みもする、自分最優先、
       家族後回し、優しくもない。自立したい、自分の足で立ちたい、
       そのために手術したのだから、身体大切にちょっとだけ優しく
       できたらその時だけ笑ってみよう。
       「Come Come」has come. が、今の昼時のお楽しみデス。

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# by iwashido | 2024-11-20 11:59 | ロゴス&LOGOS | Comments(0)

東(ひんがし)の空に薄らと十三夜 V字の白鳥 希望の兆し

11月某日  早めに犬の散歩に行く。4時半でもう夕暮れ。
       この日は田んぼの方へ行きたがる。見晴らしがよいので
       東に薄ぼんやりした十三夜が見える。昼間の月はお得、
       だったら夕方の月はどうなんだろう。大昔は、夜の月は
       大変お得だったろうな、と思う。電気がない環境では
       夜の唯一の灯り。しかも無料。雲さえなければ………。

       ともかく、薄ぼんやりした十三夜を見て、少し頭上に
      眼をやると、なんかV字の形で飛んで来るものがいる。
      あれはなんだ。UFOか。鳥か。そうだ、白鳥だ、と思った
      時にはもう東へ移動していた。お腹側を見るので真っ白
      ではないけど、白鳥座のように羽を広げて、先頭の鳥に
      従ってほぼVサインのまま、十三夜の方へ飛んでいった。
      あちら側の田んぼには、白鳥の溜まり場がある。地震が
      あってもなくても、鳥や花は季節がくれば、やって来る。
      人間は少し、思い上がりすぎたのではないか。
      何もかもが、自分たちの思い通りになるように考えて。

      思い通りになることなんて一握りだ。地球の半分以上は海で、
      実は海の中で起こっていることの全部など人は知る術もない。
      地球の内部のことも。地震がいつ起きるかも、予測、予報、
      可能性という形でしか提示出来ない。

      一カ月ほど前のイベントで、誕生日とカード(タロット?)で
      ごくごく簡単な運勢占いをしてもらった。そしたら、大筋で
      「あなたは全てを持っています。家族にも恵まれ、犬もいて。
       ただ、一つだけ、迷っているというか、こだわりというか
       わだかまっていることがあるみたい。休息状態ですが
       脇には剣🗡️を抱えているので、嵐の前の静けさ」だそう。。。

       だから、困った時、不安な時、迷っている時には
       「わたしは全て持っている。だから大丈夫。」と
       呪文のように唱えることにしている。
       ただの気休めかもしれないけれど、言葉には力があるね。。
東(ひんがし)の空に薄らと十三夜 V字の白鳥 希望の兆し_c0107612_20481159.jpeg

# by iwashido | 2024-11-15 20:51 | 季節のできごと | Comments(0)

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