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古本LOGOSの 月1,2回古書店。

12月の営業はほぼ終了いたしました。

12月某日  今年も残り少なくなってきました。
       いろいろ焦ります。一度にいくつものことができません。
       重いものがまだ持てません。12月は、第二日曜日に
       わくわく広場でのゑ々市(無農薬野菜市)出店、
       12月中旬に、月一LOGOS(予約優先)を実施しました。
    
       あとは、市内某珈琲店での展示販売、一箱文庫ごっこ、
       「日本の古本屋」(ネット販売)、「金沢書友会」目録
       でほそぼそと売り上げを立てております。なんとか経費分は
       クリアー、ガソリン代は家計持ち(運転手付きなので)という
       情け無い状況ですが。。。

       仲間として活動していた古書店さんが、年末に1店、
       春先にもう1店、組合から退会されます。辞めるなら
       うちの方が先だろー、と思うくらいショボい古本屋なのですが、
       別に組合を辞めても、古物商免許を返納しなければ
       独自のやり方で、本と人を繋ぐ活動は可能だと思います。
       家庭文庫、私設図書館、一人出版社、共同書店、ここ数年で
       本をめぐる場所の多様な在り方を見聞きします、前からあって
       その情報発信が上手くなってたまたま私に届いているだけ
       かもしれません。空き瓶に入れた手紙がいつか誰かに届くような
       気の長いスパンで物事を見て、目先の利益だけに左右されないよう、
       マイペースなやり方を見つけていけたらな。。。と思います。

       一月には氷見プラファ催事が始まります、準備しなきゃ‼️
       月一LOGOSもやりたいです、読書会みたいなことも
       計画中です。興味のある方は、メッセージやメール等で
       ご連絡ください。LINEはやってないので、ごめんなさい。
     ★2023年を振り返って。。。
       1月 氷見プラファ(惨敗)
       4月  プラファ(少しは上向き)
       5月  奥能登地震(震度6強) びっくり‼️
           ブックディとやま(惨敗。。。)
       6月  香林坊うつのみや書店催事(少し頑張った)
       7月  書友会目録(イマイチ伸び悩み。)
       8月  氷見プラファ(SoSo、、、)
      10月  いしかわ古書フェス2023出店。頑張りました。
       
12月の営業はほぼ終了いたしました。_c0107612_17272122.jpeg

# by iwashido | 2023-12-25 17:27 | ロゴス&LOGOS | Comments(0)

雪が降る、空耳が聞こえる。

12月某日  陰の力が最も強まる冬至の日に、それは降り積もった。
      前日から予感はあった、降っても降ってもまだ降り止まぬ、
      除雪はしたいけど無理はできない、子猫の鳴き声が何処かから。。
雪が降る、空耳が聞こえる。_c0107612_09410916.jpeg
      冬至の翌日から、奇妙な電子音の空耳が聞こえるようになった。
      昨日は、緊急警報的な軽いアラーム音、でも携帯端末に着歴はない。
      ファンヒーターか、電子レンジの警報? 地震揺れを感じたのは
      今日の8時過ぎ(震度1)。そしたら今度は、LINEメッセ着信音的な
      軽い電子音、だけどメッセも返信も届いていない。
      これはもう妄想に近いね、寂しいからかな、すべきことを後回しに
      しているからかな、結果的に今年はいろんなことあって、今も
      心の揺れは治らず、不安な毎日、と楽しい一瞬、が交互に来る。
  
       先日、ラジオのニュースだったと思うけど、新しいテクノロジーで
      万引きを減らすことができるかもしれない、という一見喜ばしい
      ニュースを伝えていた。防犯カメラの映像をAIに読ませ(見せてか?)
      過去に万引きをしたと思われる人の顔写真、体型、骨格などを学習
      させ、同じと思われる人物が入店したら、店内放送に隠語のような
      関係者にわかる放送を流し(例えば、万引きは犯罪です、とか、各自
      棚チェックをお願いします、とか)万引き機会を減らしたり、犯人
      逮捕率が増えたりして、売り上げの損金を減らすことができる、
      というような話でした。

      この話は、一見、美談である。そうだよね、万引きは良くないね、
      お店にとっても本人にとっても、なくなるに越したことはない。
      だけどさ、だけどだよ、これが「物を取る」ではなく、特定の
      「本を借りる」とか、「用語を使う」から思想チェックに発展したら?
      わたしは素直に良いニュースだとは、思えなかったな。
      また特定の人種や宗教傾向の排除に繋がることがないと、誰が
      言い切れるのかな。。。。

      とっても怖い時代はすぐそこに来ている。
      朝イチのニュースでも、それを感じた。
      『華氏451度』の時代、『1984年』の時代は
      もう来ているのだ。ブラッドベリとオゥエルの慧眼ぶりには
      頭を垂れるしかない。本が焼かれる日は、遠くないのかも。。。




# by iwashido | 2023-12-24 09:58 | 朔のつぶやき | Comments(0)

奥能登から近代が消える日。

12月某日 寒波襲来中。今晩からひどくなるとか。
      音もなくしんしんと湿った雪が降っている。積もると重い。
      雪すかし用の、押すスコップを購入。昨日は、しょぼい布団を
      今流行りの、暖か掛け布団カバーに変えたら、暖かく眠れた。。
      便利な道具、軽くて暖かい衣料品は、賢く利用したい。

      ここ数回、一人で金沢に行く時は、特急バスを使っている。 
      まだ長距離の車の運転はちょっと慎重になる。
      この特急バスもコロナ後、本数が減った。今では一日三往復。 
      芸術祭期間中は少し増えたけど、空のバスが動いているのを
      見るのは辛い。自動車社会ではあるが、バスがないと困る人も
      いる。公共を何でも経済効果を切り口に、削らないで欲しい。
 
      奥能登のある総合病院では、9月いっぱいでお産(出産)を 
      扱うことが出来なくなった。移住者を増やして人口増加を
      狙う自治体としては致命的である。子育てしやすい町?
      公共交通機関も減る一方なのに。。。
      金沢でいいなぁと思うのは、駅からバスで大概のところに行けること。
      浅野川電鉄もある。こういう小さい交通網は大事にしなければ。

      そう、能登鉄道も10年以上前に廃線になった。でもこの電車で 
      多くの高校生が通学し、通勤し、またお年寄りが病院に通った。
      全線開通した時は悲願、とまで言われた。助産師も産婦人科医も
      いない街に、未来はあるのか。空港や公園のトイレで産気付き、  
      望まぬお産で子どもを産み落とす例を訊くくらいだから、
      その気になれば古来女には、子を産む本能は備わっている。
      今から助産師になろうか。なった時には七十歳かな。
      奥能登の近代化を、助産師という形で駆け抜けた女性のことを
      書いた本を入手した.本当に近親相姦的な匂いのする土着。
      身内に甘い、客観性が忌み嫌われる風土。
      息苦しいわけだ。賢くなろう、嫌われても。
奥能登から近代が消える日。_c0107612_10035276.jpeg

# by iwashido | 2023-12-21 10:05 | 朔のつぶやき | Comments(0)

本は他人に渡りページを開かれることで、新しい力を得る。

11月某日  寒くなったり、暖かくなったりで身体がついていかない。
      週末、お孫様が来て(賞味滞在時間約3時間)そのために
      大掃除をした。一人だけではにっちもさっちもいかなかった
      古本に占拠されていた部屋が、人を通せる程に片付いた。

      そんなこんなでレンタルDVDをようやく見た。 
      ほんと、一世代か二世代遅れているが、未だに映画は
      映画館か、BS再放送の録画が、郵送レンタルDVD。
      車で聴くのはCD(もしくはDVD)、家ではレコード等。
      昭和を引きずっています。サブスクとか、見放題ってなんか苦手。
      やっと最近、YouTubeの映像検索が出来るようになった。
      料理の作り方とかね。クィーン(F.マーキュリー)の映像とか。

      それより、見たDVD映画は「丘の上の本屋さん」。イタリア映画。
      ナポリ近郊の静かな街の、高台の石畳広場の一画に、隣がカフェの、
      小さなお店スペースがある。商店街というほどでもないが、
      見晴らしもいいし、通り道になっているようで、「自由」という意味
      の名前を持つ初老の男性が一人で店を開けるシーンから始まる。
      鍵をポケットのどこに入れたのか分からなくてまごついてると、
      隣のカフェに勤める若い男性が、ズボンの後ろポケットだよ、
      と助けてれるし、朝のコーヒーも運んできてくれる(仲良し)。
      基本的には暇そうな店なのだが、いろんな人がやってくる。
      「君」という言葉はスペイン語みたいだから使わない、と言って
      「諸君」としか言わない『我が闘争』の初版本を探している男。
      仕事場のマダムから「フォトコミック(ハーレクインみたいな?)」
      を探してきて、と頼まれ駆け込む若い女性。ゴミ収集をしている
      男は「ゴミ箱に本が捨てられていたぜ」と言って、古い日記ノート
      と共に、何冊かの本を持ち込み、買い取りをねだる。

      店主リべロは、時には辛辣に、時には正直に、時にはお付き合いで
      それぞれの求める本やお金を上手に動かす。だってここは買い取り
      もする古書店なのだから。しかしある時、店の外に出してある均一箱
      の漫画を見ている少年と出会う。少年の肌の色は白くはない。
      ブルキナファソから6年前に(家族で、だと思う)移住してきて、
      イタリア語は読めるし書ける、でもお金は使わないようにしてるから
      マンガ、読みたいけど買わない、と言う。
      その少年に、店主は言うのだ、「好きな本を持っていっていいよ。
      明日返してくれればいい。大切に読んでくれ。」
      少年の選んだ漫画は、ミッキーマウス。学校が休校になり
      時間を持て余していた彼は、すぐに読んで、またリべロの店に来る。

      それからリべロは、じつに上手にこの少年に読書の楽しみを
      手解きしていく。最初の2冊はコミックブック、それから児童文学、
      ピノキオ、ロビンソン・クルーソー、星の王子さま、イソップ物語、
      それから「モビー・ディック」に「ドン・キホーテ」。もちろん
      イタリア語訳だろう、しかし少年は、医者になりたいという希望
      も持っているようで、「シュバイツァー」の伝記も手にする。
      古本屋の主人が、少年に無償で本を貸し出し、そして返しに来ると
      「この本はどうだった?」と、本の感想も語り合う.これは
       まるで、家庭文庫、もしくは図書館司書の仕事場ではないか!
 
      時代は現代に近いイタリアの小都市で、もちろん人はPCで
      検索して本を買えるし、モバイルスマホでなんでも探せる。
      しかしいまだに、黒電話を使う高齢者の話や、1000年前の
      「カッパ印刷(活版印刷)の本」の話がでたり、セネカや、
      「それぞれの時代の発禁本コーナー」なども設けてあり、
      本や活字、石文化の西洋、しかもローマ、ラテン語がとても
      近くにあることが感じられる。。。。

      この映画は、ユニセフに捧げられており、移民問題を抱える
      ユーロ圏ならではの理想主義が見え隠れしないでもない、でも
      古書店主がいつも座って仕事や読書をする椅子とテーブルの後
      の壁には、「本は持ち主が変わるたびに、新しい命を吹き込まれ
      ページを捲ることで新たな価値を生み出す。(うろ覚え)」
      という文が書かれた額がかけられている。これがこの古書店主の
      揺らがぬポリシーなのだろう。

      そうか、古本屋でも家庭文庫のようなことをしてもいいのだ!
      図書館でも貸本屋でもいいのだ。お金のことに目がくらみすぎて
      ここ数年、大切なことを見失っていた気がする。
      映画のラストはネタバレになるから書きませんが、
      「マイ・ブックショップ」よりはあと味が良い。希望がある。
      まあそれも好みでしょうが。。。。
      自分もこういうふうに年を取って死んでいきたい、と思った。
本は他人に渡りページを開かれることで、新しい力を得る。_c0107612_21390676.jpeg

# by iwashido | 2023-11-27 21:40 | 読書日記 | Comments(0)

暦の上ではNovember。

11月某日 寒い。真冬並みに寒い。一ヶ月前まで半袖でも過ごせた
      陽気が嘘のよう。立冬が過ぎ、季節は確実に動いている。
      コタツ出す。ますます仕事したくなくなって、テレビドラマの
      再放送や、過去のハードディスク録画作品などを観て過ごす。
   
      はじめ「駅 STATION 」(高倉健主演)などを観ていたが、
      その前に「あまちゃん 総集編(後半)」があって、そちらも
      ズルズルと観てしまう。あまちゃんの最後って何気にスルー
      してたけれど、こういう話、オチだったのね。
      親子三代に渡るドラマ。母と娘、祖母と孫。親の不本意な
      負債は、子どもが利息つけて返したる、そんな感じ?
      でもそこをキョンキョンと、のんの、二人の個性的なキャラが
      力まずやってのけるのがいい。

      ゆいちゃん(潮騒メモリーズの可愛い方)は、事情で2回も
      東京に行けなかった。一回目は、お父さんが倒れた、二回目は、
      あの東日本大震災。3月12日のコンサートを見るために、
      3月11日の電車に乗る、という設定が絶妙。そう、その日に
      何かが起こるなんて、過去の私たちは想像も出来なかった。
      そう、あまちゃんは、岩手のドラマ、地元がテーマ。
      そして、ゆいちゃんは決心する、「私、一生ここから
      でない、どこにも行かない、私に会いたかったらそっちから来い!」
      と。。。。

      これはすごい覚悟だ。そして本当に、ゆいちゃんの元に
      都会に憧れていた頃の重要人物が集まって来る。
      そしてその時、ゆいちゃんは居た堪れなくなってトイレに隠れる。
      なんで? なんで今頃になってみんな来るの? 地震があったから?
      自分を信じることができないゆいちゃんの気持ちが伝わる。

      まず動くこと、手を動かすこと、出来ることをすること、
      そんな当たり前のことが私にはちょっとわからなくなっていた。
      遠い理想の前に、手の届くところの洗濯物畳みや、食器片付け、
      本の在庫確認や値段付け、遠くへ気を飛ばす前に近場の作業を
      整えていくこと。それ無くして何も成すことは出来ないだろう、
      そう思う秋の一日であった。
      雷も止んで陽が差して来ました。虹が見えるかな?
暦の上ではNovember。_c0107612_14443046.jpeg

# by iwashido | 2023-11-18 14:44 | 季節のできごと | Comments(0)

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